分数・積分・総和・行列・ギリシャ文字など、よく使う数式のプリセットと記法チートシートを搭載。 Markdown形式でのコピーや画像保存にも対応した、LaTeX数式の確認・変換ツールです。
LaTeXコマンドを入力
プレビュー
プリセット・記号早見表
LaTeX数式の書き方が合っているか、その場で確認できるプレビューツール
LaTeXは学術論文や技術文書で数式を組版するための標準的な記法ですが、「\frac」や「\sum」のようなコマンドの綴りや波括弧の対応関係を間違えると、意図した通りの見た目にならないという悩みがつきものです。実際にレンダリング環境(LaTeXエディタやMarkdownエディタ)を用意して確認するのは手間がかかります。
本ツールは、LaTeXコマンドを入力するだけでブラウザ上でその場でリアルタイムにレンダリング結果を確認できる無料の数式プレビューツールです。分数・積分・総和・行列・ギリシャ文字などのプリセットと、よく使う記号のクイック挿入機能を備えており、コマンドを覚えていなくても目的の数式を組み立てられます。
完成した数式は、生のLaTeXソースとしてはもちろん、Qiita・Zenn・はてなブログなどで使われるMarkdown形式($...$、$$...$$)に自動整形した状態でコピーしたり、PNG画像としてダウンロードしたりできます。
こんなシーンで便利です
技術ブログ・Qiita/Zennの記事で数式を使いたい時
記事内に数式を埋め込む前に、見た目が崩れていないかをその場で確認できます。完成した数式はMarkdown形式でそのままコピーして貼り付け可能です。
大学のレポートや卒論でLaTeX構文を確認したい時
コンパイル環境を用意しなくても、コマンドの綴りや波括弧の対応関係が正しいかをブラウザだけですぐに確認できます。
研究発表や講義資料のスライドで数式の見た目を事前確認したい時
PowerPointやスライドソフトに貼り付ける前に、数式の見た目をプレビューし、画像として書き出して差し込むことができます。
LaTeX記法そのものを学習・練習したい時
プリセット数式や記号ボタンをクリックしながら、実際のコマンドと表示結果の対応関係を手を動かして学べます。
使い方は簡単 4ステップ
- 入力エリアにLaTeXコマンドを入力します(例:\frac{a}{b})。プリセットや記号ボタンからの挿入も可能です。
- 画面右側(またはスクロール先)にリアルタイムでレンダリング結果が表示されます。
- 「インライン」「ディスプレイ」モードを切り替えて、実際に使う場所での見た目を確認します。
- 完成したら、LaTeXソースまたはMarkdown形式でコピーするか、PNG画像として保存します。
※入力・レンダリングの処理はすべてブラウザ内で完結し、外部サーバーへの送信は一切行われません。
ご利用時の注意点
- 波括弧{}の対応が崩れている場合や、存在しないコマンドを入力した場合は、赤枠でエラー内容が表示されます。
- 対応しているコマンドは標準的なLaTeX(KaTeX)の数式構文に準じます。文書全体をコンパイルする用途(\documentclassなど)には対応していません。
- 画像として保存した数式は、背景が透過されたPNG形式で書き出されます。
- 完全無料・安全:入力した数式データは一切送信されない、通信が発生しないブラウザ完結型のツールです。
LaTeX基本記法早見表
数式でよく使う基本コマンドとその意味の一覧です。
| 記法 | コマンド例 | 説明 |
|---|---|---|
| 分数 | \frac{a}{b} | aを分子、bを分母とする分数 |
| べき乗・添字 | x^{2}、x_{i} | 右上に指数、右下に添字を表示 |
| 平方根・n乗根 | \sqrt{x}、\sqrt[n]{x} | ルート記号を表示 |
| 総和・総乗 | \sum_{i=1}^{n}、\prod_{i=1}^{n} | シグマ・パイ記号による総和・総乗 |
| 積分 | \int_{a}^{b} f(x)\,dx | 定積分・不定積分の記号 |
| 極限 | \lim_{x \to 0} | 極限を表す記号 |
| ギリシャ文字 | \alpha、\pi、\Delta | 英語スペルの前にバックスラッシュを付与 |
| 矢印・論理記号 | \rightarrow、\Rightarrow | 写像や含意を表す記号 |
※上表は代表的なコマンドの抜粋です。より多くのプリセットは、ツール本体の「定番の数式」「記号・テンプレート」タブからワンクリックで挿入できます。
LaTeX数式の基本文法と、つまずきやすいポイントの解説
初めてLaTeX記法に触れる方向けに、基本ルールと実務でよく使う書き方をまとめました。
LaTeXとは何か、なぜ数式表示に使われるのか
LaTeXは、テキストベースのコマンドで文書や数式の見た目を組版する言語で、特に理系分野の論文・レポートで標準的に使われています。
数式を画像ではなくテキストコマンドとして記述するため、コピー&ペースト・検索・修正がしやすいという利点があり、Web上でもQiitaやZennをはじめ多くの技術系プラットフォームがLaTeX形式の数式表示(KaTeXやMathJaxによるレンダリング)に対応しています。
基本文法:コマンドと波括弧のルール
LaTeXのコマンドはバックスラッシュ「\」から始まり、引数は波括弧{}で囲みます。たとえば「\frac{a}{b}」は「aをbで割った分数」を表し、{}の対応が1つでもずれるとエラーになるか、意図しない見た目になります。
また、数式を文章中に埋め込むインライン形式($...$)と、独立した行として中央に大きく表示するディスプレイ形式($$...$$)の使い分けも基本ルールの一つです。
よく使う数式パターンと書き方のコツ
分数「\frac{}{}」、べき乗「^{}」、添字「_{}」、総和「\sum_{}^{}」、積分「\int_{}^{}」は、理系の文章で特に登場頻度が高いコマンド群です。
これらは波括弧の中身を空にしたテンプレートとして先に挿入し、後から中身を埋めていくと入力ミスを減らせます。本ツールの「記号・テンプレート」タブでは、この空テンプレートをワンクリックで挿入できます。
Markdown(Qiita・Zenn・はてなブログ等)での数式の埋め込み方法
多くのMarkdown対応プラットフォームでは、インライン数式を「$...$」、ディスプレイ数式を「$$...$$」で囲むことで、記事内にLaTeX数式を表示できます。一部のプラットフォームでは「\(...\)」「\[...\]」形式が使われることもあるため、投稿先の記法に合わせてコピー形式を選ぶ必要があります。
よくある失敗と対策
波括弧を閉じ忘れてレンダリングエラーになる
「\frac{a}{b」のように波括弧の片方を閉じ忘れ、数式全体がエラー表示になってしまう、LaTeX入力で最も多いミスです。
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バックスラッシュを忘れてコマンドがそのまま文字表示される
「frac{a}{b}」のようにコマンドの前のバックスラッシュ「\」を書き忘れ、記号ではなくアルファベットの文字列としてそのまま表示されてしまう失敗です。
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インラインとディスプレイのモードを混同しレイアウトが崩れる
文章中に埋め込みたいだけの数式をディスプレイ形式($$...$$)で貼り付けてしまい、行が不自然に大きく中央寄せされてレイアウトが崩れる失敗です。
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全角文字や日本語入力モードのまま記号を入力しエラーになる
日本語入力モードのまま「^」「_」「{」などを全角文字で入力してしまい、LaTeXのコマンドとして認識されずエラーになる失敗です。
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よくある質問(FAQ)
Q.LaTeXの数式記法とは何ですか
A. LaTeX(ラテフ)は、学術論文や技術文書で数式を美しく組版するための記述言語です。「\frac{a}{b}」のようにバックスラッシュから始まるコマンドと波括弧{}を組み合わせて、分数・べき乗・積分・総和記号などの複雑な数式を、テキストだけで正確に表現できます。
Q.分数や平方根はどのように書けばよいですか
A. 分数は「\frac{分子}{分母}」、平方根は「\sqrt{中身}」、n乗根は「\sqrt[n]{中身}」と記述します。本ツールの「記号・テンプレート」タブから該当ボタンをクリックすると、これらのコマンドをカーソル位置に自動で挿入できます。
Q.ギリシャ文字(α、β、πなど)はどう入力しますか
A. ギリシャ文字は「\alpha」「\beta」「\pi」のように、英語のスペルの先頭にバックスラッシュを付けて記述します。大文字は「\Delta」「\Sigma」「\Omega」のように先頭を大文字にします。本ツールの「ギリシャ文字」タブから、よく使う文字をワンクリックで挿入できます。
Q.インライン数式とディスプレイ数式の違いは何ですか
A. インライン数式は文章の途中に小さく埋め込む数式(Markdownでは「$...$」)で、ディスプレイ数式は行を独立させて中央に大きく表示する数式(Markdownでは「$$...$$」)です。本ツールではモード切り替えボタンで両方の見た目をその場で確認できます。
Q.入力した数式のデータはサーバーに送信されますか
A. 送信されません。本ツールはレンダリング処理も含めてすべてブラウザ内(クライアントサイド)だけで完結しており、入力した数式データが外部サーバーに送信・保存されることは一切ありません。ページを閉じれば内容は消去されます。
Q.完成した数式を画像として保存できますか
A. はい、可能です。プレビュー結果を「画像として保存」ボタンからPNG画像としてダウンロードできるため、スライド資料やノートアプリなど、LaTeX記法に対応していない場所にも数式を貼り付けられます。
Q.QiitaやZenn、はてなブログに数式を貼り付けるにはどう書けばいいですか
A. 多くの技術ブログサービスは、インライン数式を「$...$」、ディスプレイ数式を「$$...$$」で囲むMarkdown記法(一部は「\(...\)」「\[...\]」)に対応しています。本ツールでは、作成した数式をこれらの形式に自動整形した状態でワンクリックコピーできます。
Q.エラーが出て数式が表示されない場合はどうすればいいですか
A. 波括弧{}の閉じ忘れや、コマンドの前のバックスラッシュ「\」の付け忘れが主な原因です。本ツールはエラー発生時に赤枠でエラー内容を表示するので、指摘された箇所を確認して波括弧の対応関係を見直してください。
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