「〜することができます」などの冗長表現を自動検出し、言い換え例とあわせて一覧で確認できます。 重言・二重敬語・語尾の連続・一文の長さもまとめて診断します。
指摘事項の一覧
冗長な表現は見つかりませんでした。
文章改善のコツ
- •1文は50〜60文字以内が最も読まれます。
- •同じ語尾が3文続いたら1文だけ変えます。
- •置換後は必ず音読して助詞を確認します。
冗長表現とは?一覧で確認しながら文章を校正できる無料ツール
冗長表現とは、削っても意味が変わらないのに文章を長くしている言い回しのことです。「〜することができます」「〜ということ」「〜を行う」などが代表例で、多用すると一文が伸びて読み手のスピードが落ちます。 本ツールは冗長表現に加えて重言・婉曲表現・二重敬語を含む59パターンを自動検出し、言い換え例とあわせて一覧表示します。 さらに語尾の3文以上の連続や60字を超える長文も同時に診断するため、言い回しだけでなく文章全体のリズムまで整えられます。
こんなシーンで便利です
冗長表現の一覧を確認したいとき
文章を入力しなくても、画面下部から59パターンの一覧を閲覧できます。分類・言い換え例・解説つきで、執筆前の確認にも使えます。
ブログ・Webライティングの推敲
SEO記事の仕上げに。冗長表現を削るだけでなく、語尾の連続や長すぎる文も指摘するため、読み飛ばされにくい文章に整えられます。
ビジネスメール・敬語のチェック
「お伺いします」「おっしゃられる」といった二重敬語を検出し、正しい活用形へ置き換えます。取引先へ送る前の確認に。
ES(エントリーシート)・小論文
文字数制限のある文書で。冗長表現を削って空いたスペースに、具体的な数値やエピソードを追加できます。
使い方は簡単 4ステップ
- チェックしたい文章を左側のエディタに貼り付けます。
- 指摘箇所がハイライトされ、右側の一覧に分類と言い換え例が表示されます。
- 「推奨表現に一括置換する」で機械的に安全なものだけをまとめて修正します。
- 「要確認」に分類された指摘は、一覧から1件ずつ内容を見て個別に置換します。
※語尾の連続、一文の平均文字数、60字超の長文、助詞「の」の連続も同時に診断されます。
ご利用時の注意点
- 一括置換の範囲:文脈判断が必要なパターン(「〜になります」など)は一括置換の対象外です。指摘のみ行い、個別に置換できます。
- 文脈による判断:本ツールは機械的にパターンを検出します。あえて丁寧な印象を与えるために元の表現を残した方が良い場合もあります。
- 置換後の確認:助詞のつながりが不自然になることがあるため、置換後は一度音読して確認することをおすすめします。
- 対応範囲:冗長24・重言11・婉曲6・二重敬語12・要確認6の計59パターンに対応しています。URLや数値には手を触れません。
冗長表現の一覧|分類別の言い換え例と改善のポイント
本ツールが検出する代表的なパターンです。全59パターンはツール画面下部の一覧から確認できます。
| 分類 | 冗長な表現(検出対象) | 推奨される言い換え | 改善のポイント |
|---|---|---|---|
| 冗長 | 〜することができます | 〜できます | 可能動詞にまとめると文字数が半分になります。 |
| 冗長 | 〜ということです | 〜ことです | 「という」は多くの場合削っても通じます。 |
| 冗長 | 〜を行う / 〜を実施する | 〜する | 動詞を「する」に寄せると文が締まります。 |
| 冗長 | 〜において / 〜における | 〜で / 〜の | 助詞を短くすると読解のリズムが上がります。 |
| 冗長 | 〜となっています | 〜です | 受動的な状態表現を断定に書き換えます。 |
| 重言 | まず最初に / 今現在 | まず / 現在 | 同じ意味の語が重複しています。 |
| 重言 | 違和感を感じる | 違和感を覚える | 「感」が重複しています。 |
| 婉曲 | 〜ではないでしょうか | 〜でしょう | 断定を避ける表現を削ると説得力が増します。 |
| 婉曲 | 〜と言えます | 〜です | 多用すると自信のない印象を与えます。 |
| 二重敬語 | お伺いします | 伺います | 「伺う」が既に謙譲語です。 |
| 二重敬語 | おっしゃられる / ご覧になられる | おっしゃる / ご覧になる | 尊敬語に受身の助動詞を重ねています。 |
| 要確認 | 〜になります | 〜です(要判断) | 「春になります」のような正しい用法もあるため一括置換の対象外です。 |
【冗長表現を削ると何が変わるか】
「〜することができます」を「〜できます」に直すだけで、その部分の文字数は半分以下になります。一文が短くなれば結論に到達するまでの時間が縮まり、読み手が途中で離脱しにくくなります。 文字数制限のあるエントリーシートでは、削って空いた分に具体的な数値やエピソードを追加できます。
【重言と二重敬語は「間違い」として指摘される】
冗長表現が「読みにくい」レベルの問題であるのに対し、重言(まず最初に、今現在など)と二重敬語(お伺いします など)は誤用として扱われます。ビジネス文書や公的な書類では、指摘を受けた時点で書き手の信頼が下がるため、優先的に修正すべき項目です。
※本ツールは文脈判断が必要なパターンを「要確認」として分離し、機械的に安全なものだけを一括置換の対象としています。
語尾の連続と一文の長さを整える、プロの編集者が実践する推敲の手順
個別の言い回しを直すだけでは文章は読みやすくなりません。全体のリズムを制御して読解スピードを最大化するための手順を解説します。
同じ語尾が3文続いたときに文章が読み飛ばされる理由と回避のしかた
「〜です」「〜ます」といった同じ文末表現が3文以上続くと、読み手はリズムの単調さから内容を追う集中力を失い、段落単位で読み飛ばすようになります。
対処は簡単で、連続した3文のうち真ん中の1文だけを体言止めや別の語尾に変えれば十分です。
本ツールは語尾の連続を自動検出し、何文続いているかを表示するため、どこを変えるべきかを感覚ではなく数値で判断できます。
一文の長さを60字以内に抑えるための読点の打ち方と文の分割基準
一文の中で扱う主語と述語の関係は原則として1つまでに制限し、接続助詞でつないだ長文化を避けてください。
目安として一文60字を超えたら、接続助詞の位置で2文に分割できないかを検討します。
読点は息継ぎの位置ではなく、主語が長い場合や修飾関係が曖昧になる位置へ打つことで、誤読のリスクを最小限に抑えられます。
重言と二重敬語を見分けるための、語そのものが持つ意味の確認手順
重言は「その語だけで意味が完結しているか」を確認すれば見分けられます。「過半数」は既に半数超を意味するため「過半数を超える」は誤り、「内定」は既に決まった状態を指すため「内定が決まる」も重複です。
二重敬語も同様に、語そのものが既に敬語かどうかを確認します。「伺う」「おっしゃる」「ご覧になる」「拝見する」はいずれも単独で敬語であり、さらに「お」や受身の助動詞を重ねる必要はありません。
形容詞や副詞を数値に置き換えて客観性の高いテキストへ書き換える方法
「非常に」「とても」「かなり」といった主観的な修飾語は、読み手に何も伝えません。
これらは具体的な数値や固有名詞への置き換えを徹底してください。「非常に軽い」ではなく「重さ98グラム」と書けば、程度の判断を読み手に委ねられます。
本ツールはこうした修飾語を「要確認」として検出しますが、機械的な削除ではなく具体化を前提としているため、一括置換の対象からは外しています。
冗長表現の校正でよくある失敗と対策
一括置換ツールで機械的に置き換えた結果、助詞が壊れて日本語として成立しなくなる
「〜になります」のように文脈次第で正しい用法となる表現まで無差別に置換すると、「春になります」が「春です」に変わるなど意味が崩れます。また置換後の語が活用形と合わず、「おっしゃられました」が「おっしゃました」のような存在しない日本語になるケースもあります。公開後に読者から指摘されて気づくことも少なくありません。
💡 対策・解決策を見る▼
冗長表現だけを削って満足し、語尾の連続による単調さを見落とす
個々の言い回しを簡潔にしても、「〜です」「〜です」「〜です」と同じ語尾が続いていれば、文章は依然として単調なまま読み飛ばされます。書き手は内容に集中しているため自分の語尾の癖に気づきにくく、公開後に読了率の低さとして表面化します。
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「まず最初に」「今現在」などの重言を、冗長表現と同じ軽い問題として放置する
冗長表現が「読みにくい」レベルの問題であるのに対し、重言は日本語として誤りです。ビジネス文書や公的な書類で「過半数を超える」「内定が決まる」といった表現を使うと、指摘を受けた時点で書き手の日本語力そのものが疑われます。社内資料のまま使い回して社外に出てしまうケースが典型です。
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「お伺いします」を丁寧な表現だと思い込み、二重敬語のまま取引先へ送信する
「伺う」は既に謙譲語であり、「お」を重ねた「お伺いします」は二重敬語です。同様に「おっしゃられる」「ご覧になられる」「拝見させていただく」も敬語が重複しています。丁寧に書こうとした結果として起こる誤りであるため、書き手には問題意識がなく、指摘されるまで繰り返し使い続けてしまいます。
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URLや数値を含む原稿を校正ツールに通して、リンクや数字が壊れる
半角記号を一括変換するタイプの校正処理に原稿を通すと、本文中の https で始まるリンクや小数点、ファイル名まで書き換わってしまいます。文章の見た目だけを確認していると気づきにくく、公開後にリンク切れとして発覚します。
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よくある質問(FAQ)
Q.冗長表現とは何ですか。どのような種類がありますか
A. 冗長表現とは、削っても意味が変わらないのに文章を長くしている言い回しのことです。代表的なものに、可能表現を回りくどくした「〜することができます」、名詞句を膨らませる「〜ということ」、動作を大げさにする「〜を行う」などがあります。本ツールではこれらに加えて、同じ意味が重なる重言、断定を避ける婉曲表現、敬語が二重になった二重敬語まで含めて59パターンを分類し、画面下部の一覧から言い換え例つきで確認できます。
Q.冗長表現の一覧をまとめて確認することはできますか
A. はい、できます。ツール画面の下部にある「冗長表現の一覧を見る」を開くと、対応している59パターンすべてを分類・冗長な表現・言い換え・解説の4列で一覧表示します。文章を入力していない状態でも閲覧できるため、執筆前にどのような言い回しを避けるべきかを確認する用途にもご利用いただけます。
Q.同じ語尾が続いていないかをチェックできますか
A. はい、チェックできます。文章を入力すると、ます調・です調・である調のいずれかが3文以上連続している箇所を自動で検出し、何文続いているかを表示します。同じ語尾が続くと文章が単調になり読み飛ばされやすくなるため、体言止めや別の語尾を混ぜる目安としてご利用ください。あわせて、一文の平均文字数と60字を超える長文の件数、助詞「の」が3回以上連続する箇所も同時に診断します。
Q.「お伺いします」のような二重敬語も指摘してもらえますか
A. はい、指摘します。「伺う」が既に謙譲語であるにもかかわらず「お」を重ねた「お伺いします」、「おっしゃる」に受身の助動詞を重ねた「おっしゃられる」、「ご覧になる」を重ねた「ご覧になられる」など、代表的な二重敬語を検出して正しい形に置き換えます。活用形ごとにパターンを分けているため、「おっしゃられました」は「おっしゃいました」へと正しい活用で置換されます。
Q.一括置換を行った後に文章が不自然な日本語になることはありますか
A. 文脈判断が必要なパターンは一括置換の対象から外しているため、不自然になりにくい設計です。例えば「〜になります」は「春になります」のように変化を表す正しい用法があるため、指摘はしても一括置換では書き換えません。こうしたパターンは要確認として分類され、一覧から1件ずつ内容を確認して個別に置換できます。ただし機械的な処理である以上、置換後は一度音読して助詞のつながりを確認することをおすすめします。
Q.URLや数値が含まれる文章を入力しても壊れませんか
A. 壊れません。本ツールが検出するのは日本語の言い回しに限定したパターンであり、半角のピリオドやカンマ、URLの構造には一切手を触れません。https で始まるリンクや3.14のような小数、index.html のようなファイル名を含む文章をそのまま貼り付けても、該当箇所は検出対象外として保持されます。
Q.検出された表現は必ずすべて書き換える必要がありますか
A. 必ずしもすべてを書き換える必要はありません。あえて文章に丁寧な印象を持たせたい場合や、前後のバランスによっては元の表現を残した方が良いケースもあります。本ツールは機械的な目安を提示するものであり、最終的な判断は書き手が行ってください。指摘箇所はハイライト表示されるため、どこがどう変わるかを確認してから採否を決められます。
Q.ツールに入力した文章から機密情報や下書き内容が外部に漏洩する心配はありませんか
A. 一切ありません。当ツールは完全ローカル処理型の安全設計を採用しています。入力された文章データはサーバーへ送信されず、データベースへの保存も行われません。すべての校正処理はユーザーのブラウザ内だけで完結し、ページを閉じればデータは即座に消去されるため、未公開の原稿や社外秘の資料でも安心してご利用いただけます。
あなたの声で、
このツールをより鋭く。
「こんな機能が欲しい」「ここを直してほしい」といったご意見や、新しいツールのリクエストを募集しています。エンジニアが直接目を通し、開発の参考にさせていただきます。