IPアドレスとプレフィックス長(またはサブネットマスク)を入力するだけで、ネットワークアドレス・ ブロードキャストアドレス・使用可能ホスト数を自動計算。サブネット分割やCIDRの逆算にも対応しています。
よく使うプリセット
IPアドレス・CIDR
IPアドレス
CIDR(プレフィックス長)
/24サブネットマスクから指定
CIDR表記
ネットワークアドレス
192.168.1.0
ブロードキャストアドレス
192.168.1.255
サブネットマスク
255.255.255.0
ワイルドカードマスク
0.0.0.255
使用可能ホスト範囲
2進数表現(ネットワーク部/ホスト部)
サブネット分割シミュレーション
現在のネットワーク(192.168.1.0/24)を、指定した数の均等なサブネットに分割します。
分割後のプレフィックス:/26 (各サブネット使用可能ホスト数:62台)
| # | ネットワーク | 使用可能範囲 | ブロードキャスト |
|---|---|---|---|
| 1 | 192.168.1.0/26 | 192.168.1.1 〜 192.168.1.62 | 192.168.1.63 |
| 2 | 192.168.1.64/26 | 192.168.1.65 〜 192.168.1.126 | 192.168.1.127 |
| 3 | 192.168.1.128/26 | 192.168.1.129 〜 192.168.1.190 | 192.168.1.191 |
| 4 | 192.168.1.192/26 | 192.168.1.193 〜 192.168.1.254 | 192.168.1.255 |
必要ホスト数からCIDRを逆算
必要なホスト数
推奨CIDR:/26 (サブネットマスク:255.255.255.192)
192.168.1.0/26 → 使用可能ホスト数:62台
ADVICE
使用可能ホスト数に対して余裕を持たせたい場合は、下の「必要ホスト数からCIDRを逆算」でプレフィックスを1つ小さくした構成も確認してみましょう。
CIDR全早見表(/0〜/32)
| CIDR | サブネットマスク | 総アドレス数 | 使用可能ホスト数 |
|---|---|---|---|
| /0 | 0.0.0.0 | 4,294,967,296 | 4,294,967,294 |
| /1 | 128.0.0.0 | 2,147,483,648 | 2,147,483,646 |
| /2 | 192.0.0.0 | 1,073,741,824 | 1,073,741,822 |
| /3 | 224.0.0.0 | 536,870,912 | 536,870,910 |
| /4 | 240.0.0.0 | 268,435,456 | 268,435,454 |
| /5 | 248.0.0.0 | 134,217,728 | 134,217,726 |
| /6 | 252.0.0.0 | 67,108,864 | 67,108,862 |
| /7 | 254.0.0.0 | 33,554,432 | 33,554,430 |
| /8 | 255.0.0.0 | 16,777,216 | 16,777,214 |
| /9 | 255.128.0.0 | 8,388,608 | 8,388,606 |
| /10 | 255.192.0.0 | 4,194,304 | 4,194,302 |
| /11 | 255.224.0.0 | 2,097,152 | 2,097,150 |
| /12 | 255.240.0.0 | 1,048,576 | 1,048,574 |
| /13 | 255.248.0.0 | 524,288 | 524,286 |
| /14 | 255.252.0.0 | 262,144 | 262,142 |
| /15 | 255.254.0.0 | 131,072 | 131,070 |
| /16 | 255.255.0.0 | 65,536 | 65,534 |
| /17 | 255.255.128.0 | 32,768 | 32,766 |
| /18 | 255.255.192.0 | 16,384 | 16,382 |
| /19 | 255.255.224.0 | 8,192 | 8,190 |
| /20 | 255.255.240.0 | 4,096 | 4,094 |
| /21 | 255.255.248.0 | 2,048 | 2,046 |
| /22 | 255.255.252.0 | 1,024 | 1,022 |
| /23 | 255.255.254.0 | 512 | 510 |
| /24 | 255.255.255.0 | 256 | 254 |
| /25 | 255.255.255.128 | 128 | 126 |
| /26 | 255.255.255.192 | 64 | 62 |
| /27 | 255.255.255.224 | 32 | 30 |
| /28 | 255.255.255.240 | 16 | 14 |
| /29 | 255.255.255.248 | 8 | 6 |
| /30 | 255.255.255.252 | 4 | 2 |
| /31 | 255.255.255.254 | 2 | 2 |
| /32 | 255.255.255.255 | 1 | 1 |
サブネット計算・CIDR計算とは?ネットワークアドレス設計の基本
サブネット計算(サブネッティング)とは、1つの大きなネットワークを、用途や部署ごとに複数の小さなネットワークへ分割する設計作業です。「192.168.1.0/24」のようなCIDR表記から、そのネットワークの範囲・使用可能なホスト数・ブロードキャストアドレスなどを正しく求める計算が、ネットワーク設計やCCNAなどの資格学習で必須のスキルとなります。
本ツールは、IPアドレスとCIDR(またはサブネットマスク)を入力するだけで、ネットワークアドレス・ブロードキャストアドレス・使用可能ホスト範囲・2進数表現をその場で自動計算します。さらに、1つのネットワークを複数のサブネットへ均等分割するシミュレーションや、必要なホスト数から逆算して最適なCIDRを求める機能も備えています。
手計算でのビット演算に不安がある方から、設計内容の検算をしたい現役エンジニアの方まで、実務にも学習にもそのまま使える構成になっています。
こんなシーンで便利です
社内ネットワークやVLANの設計をする時に
部署やフロアごとにサブネットを分割する際、必要なホスト数に対して無駄のないCIDRを設計するための検算ツールとして活用できます。
CCNAなど資格試験のサブネッティング学習に
手計算した結果が正しいかどうかを即座に確認できるため、サブネットマスクやホスト数計算の練習・答え合わせに最適です。
既存のネットワーク構成を調査・確認する時に
現地で確認したIPアドレスとサブネットマスクから、そのネットワークの範囲やブロードキャストアドレスを素早く把握したい場合に使えます。
1つのネットワークを複数拠点・複数VLANに分割したい時に
サブネット分割シミュレーション機能を使えば、指定した分割数に応じた各サブネットの範囲を一覧で確認しながら設計を進められます。
使い方は簡単 4ステップ
- 「IPアドレス」欄に、計算したいIPv4アドレス(例:192.168.1.10)を入力します。
- 「CIDR(プレフィックス長)」をスライダーまたはサブネットマスクの選択で指定します。
- ネットワークアドレス・ブロードキャストアドレス・使用可能ホスト数などが自動で表示されます。
- 必要に応じて「サブネット分割」でネットワークを複数に分割したり、「必要ホスト数からCIDRを逆算」で最適な設計を確認できます。
※入力したIPアドレスやCIDR情報がサーバーに送信されることはなく、すべての計算はブラウザ内で完結します。
ご利用時の注意点
- 本ツールはIPv4アドレスのサブネット計算に対応しています。IPv6には対応していません。
- /31はRFC 3021に基づくポイントツーポイント回線向けの特殊なケース、/32はホスト1台のみを指す特殊なケースとして、使用可能ホスト数の扱いが他のプレフィックスと異なります。
- サブネット分割機能で表示される一覧は、分割数が多い場合に代表的な範囲のみを抜粋して表示することがあります。
- 完全無料・安全:入力したIPアドレスやネットワーク設計情報は一切外部へ送信されない、通信が発生しないブラウザ完結型を採用しています。
CIDR・サブネットマスク・使用可能ホスト数の早見表
よく使われる代表的なプレフィックス長の対応表です。全プレフィックス(/0〜/32)の詳細は、ツール内の早見表からも確認できます。
| CIDR | サブネットマスク | 総アドレス数 | 使用可能ホスト数 |
|---|---|---|---|
| /8 | 255.0.0.0 | 16,777,216 | 16,777,214 |
| /16 | 255.255.0.0 | 65,536 | 65,534 |
| /24 | 255.255.255.0 | 256 | 254 |
| /25 | 255.255.255.128 | 128 | 126 |
| /26 | 255.255.255.192 | 64 | 62 |
| /27 | 255.255.255.224 | 32 | 30 |
| /28 | 255.255.255.240 | 16 | 14 |
| /29 | 255.255.255.248 | 8 | 6 |
| /30 | 255.255.255.252 | 4 | 2 |
※/24(255.255.255.0)は家庭用ルーターや小規模オフィスで最もよく使われるサブネットです。/30はルーター間のリンクなど、ホスト数が2台のみで十分な構成に使われます。
サブネット設計の基礎知識:CIDRの仕組みと考え方
サブネット計算を正しく理解するために押さえておきたい基本を解説します。
結論:CIDRはIPアドレスを「ネットワーク部」と「ホスト部」に分ける仕組み
32ビットのIPv4アドレスは、先頭から一定のビット数を「ネットワーク部」、残りを「ホスト部」として扱います。
CIDR表記の「/24」はこの先頭24ビットがネットワーク部であることを意味し、残りの8ビット(2の8乗=256通り)がそのネットワーク内で使えるホストの範囲になります。
プレフィックス長が大きいほどネットワーク部が広く、1つのネットワークに含められるホスト数は少なくなります。
ネットワークアドレス・ブロードキャストアドレスの求め方
ネットワークアドレスは、IPアドレスとサブネットマスクのAND演算で求められます。マスクが1のビットはそのまま、0のビットはすべて0に変換されるため、結果としてホスト部がすべて0になったアドレスがネットワークアドレスです。
ブロードキャストアドレスは逆に、ホスト部をすべて1にしたアドレスで、ネットワークアドレスとワイルドカードマスクのOR演算で求められます。本ツールはこの計算をビット単位で自動的に行います。
VLSM(可変長サブネットマスク)で無駄なくIPアドレスを割り当てる
VLSM(Variable Length Subnet Mask)とは、拠点や部署ごとに必要なホスト数が異なる場合に、それぞれに最適な大きさのサブネットを個別に割り当てる設計手法です。
例えば200台の部署には/24、10台の部署には/28というように、必要数に応じたプレフィックスを選ぶことで、IPアドレスの無駄な余りを最小限に抑えられます。本ツールの「必要ホスト数からCIDRを逆算」機能を使うと、この設計を素早く検討できます。
プライベートIPアドレスとパブリックIPアドレスの違い
プライベートIPアドレスは、10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16という3つの範囲(RFC 1918)に定められた、インターネット上では使用されない社内・家庭内ネットワーク専用のアドレスです。
一方パブリックIPアドレスは、インターネット上で一意に識別される必要があるアドレスで、ISPやレジストリから割り当てられます。本ツールは入力したIPアドレスがこれらのどちらに該当するかも自動で判定します。
よくある失敗と対策
ネットワークアドレスやブロードキャストアドレスをホストに割り当ててしまう
サブネットの範囲だけを見て、先頭や末尾のアドレスをそのままサーバーやPCに割り当ててしまい、通信ができない・意図しない一斉送信が発生してしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
サブネットマスクを1桁間違えてルーティングできなくなる
本来/24で設計すべきところを/25と混同するなど、サブネットマスクの入力を間違えたまま設定してしまい、想定していた台数の機器と通信できなくなる失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
必要ホスト数を過小に見積もり、後から再設計が必要になる
現時点の台数だけを基準に小さいサブネットを設計してしまい、後日機器が増えた際にアドレスが枯渇し、ネットワーク全体の再設計が必要になってしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
プライベートIPアドレスとパブリックIPアドレスを混同してしまう
社内ネットワーク向けに割り当てるべきプライベートIPアドレスの範囲を誤解し、インターネット上のパブリックIPアドレスと重複する設計をしてしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
/31のポイントツーポイント回線でホスト数の扱いを誤解する
通常のサブネットと同じ感覚で/31を「使用可能ホスト0台」と誤解してしまい、ルーター間リンクの設計で不要に大きなサブネットを割り当ててしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
よくある質問(FAQ)
Q.CIDR表記とは何ですか
A. CIDR(Classless Inter-Domain Routing)表記とは、「192.168.1.0/24」のように、IPアドレスの後ろにスラッシュとプレフィックス長(ネットワーク部のビット数)を付けて表す記法です。従来のクラスA・B・Cという固定的な区分にとらわれず、柔軟にネットワークの大きさを指定できるのが特徴です。/24はサブネットマスク255.255.255.0と同じ意味を持ちます。
Q.ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスとは何ですか
A. ネットワークアドレスは、そのサブネットの先頭に位置する「ネットワークそのもの」を表すアドレスで、ホストには割り当てられません。ブロードキャストアドレスは、そのサブネット内の全ホストに一斉送信するための末尾のアドレスで、こちらもホストには割り当てられません。そのためIPv4では、通常サブネット内の使用可能ホスト数は「全アドレス数-2」で計算されます。
Q.サブネットマスクとワイルドカードマスクの違いは何ですか
A. サブネットマスクは、IPアドレスのうちどこまでがネットワーク部かを示すマスクで、ネットワーク部のビットが1、ホスト部のビットが0になります(例:255.255.255.0)。ワイルドカードマスクはその逆で、ホスト部のビットが1、ネットワーク部のビットが0になります(例:0.0.0.255)。主にCiscoルーターのACLやOSPFの設定でワイルドカードマスクが使用されます。
Q.使用可能ホスト数はなぜ全体のアドレス数から2を引くのですか
A. 各サブネットの先頭アドレスは「ネットワークアドレス」、末尾アドレスは「ブロードキャストアドレス」として予約されており、どちらもホストに割り当てることができないためです。例えば/24(256個のアドレス)の場合、256から2を引いた254個が使用可能ホスト数になります。ただし/31と/32は例外的な扱いとなります。
Q./31や/32のサブネットは何のために使うのですか
A. /32はホスト1台のみを指す特殊な表記で、ループバックアドレスなどに使われます。/31はRFC 3021で定義された、ルーター間のポイントツーポイント回線向けの特殊なサブネットで、ネットワークアドレス・ブロードキャストアドレスの予約を省略し、2つのアドレスの両方をホストとして使用できます。本ツールもこの2つを特別なケースとして正しく計算します。
Q.IPv6のアドレスにも対応していますか
A. 現在のバージョンはIPv4アドレスのサブネット計算に対応しています。IPv6のプレフィックス計算については、今後別ツールとしての提供を検討しています。
Q.入力したIPアドレスが外部に送信される心配はありませんか
A. 一切ありません。本ツールはすべての計算処理をブラウザ内のJavaScriptだけで完結させており、入力したIPアドレスやCIDR情報が外部のサーバーへ送信されることはありません。社内ネットワークの設計情報を入力しても安全にご利用いただけます。
あなたの声で、
このツールをより鋭く。
「こんな機能が欲しい」「ここを直してほしい」といったご意見や、新しいツールのリクエストを募集しています。エンジニアが直接目を通し、開発の参考にさせていただきます。