字幕ファイル(.srt / .vtt)をアップロードするだけで、フォーマット変換・タイムシフト・ フレームレート補正・書式タグの除去までまとめて処理できます。
字幕ファイルを読み込む
.srt / .vtt ファイルをドラッグ&ドロップ、またはクリックして選択
字幕ファイル(SRT / VTT)の変換とタイムシフトができる無料ツール
動画編集や配信の現場でよく使われる字幕形式には、汎用プレイヤー向けのSRT(SubRip Text)と、Web動画・YouTube向けのVTT(WebVTT)の2種類があります。それぞれタイムコードの区切り記号やヘッダーの有無が異なるため、投稿先やプレイヤーに合わせた変換作業が必要になります。
また、動画を編集でカットしたり、収録時のフレームレートが変わったりすると、字幕だけが数秒〜数フレームずれてしまうことがよくあります。本ツールは、SRT⇔VTTの相互変換に加えて、タイムシフト(秒・ミリ秒単位のずらし補正)とフレームレート変換を同時に行えるため、変換とずれ修正を別々のツールで行う手間がありません。
ファイルをアップロード(またはテキストを貼り付け)するだけで、キュー数・総再生時間・重複や逆転したタイムコードの検出結果まで自動で表示されるため、修正が必要な箇所もすぐに把握できます。
こんなシーンで便利です
動画編集でカットした後、字幕だけがずれてしまった時に
冒頭を数秒トリミングしたのに字幕ファイルを直し忘れた、といったケースで、全体のタイムコードを一括でシフトして修正できます。
SRT字幕をYouTubeやHTML5プレイヤー向けに変換したい時に
動画編集ソフトから書き出したSRTファイルを、YouTubeへのアップロードやWebサイトの<video>タグで使うVTT形式に変換したい場合に使えます。
他社から納品されたVTT字幕をSRTに変換したい時に
配信プラットフォームや翻訳会社からVTT形式で納品された字幕を、社内で使っている動画プレイヤー向けにSRT形式へ変換したい場合に利用できます。
フレームレートが異なる動画に字幕を流用したい時に
23.976fpsで作成した字幕を25fpsの動画に流用するなど、フレームレートの違いによるタイムコードのずれを比率計算で補正したい場合に使えます。
使い方は簡単 4ステップ
- 字幕ファイル(.srt または .vtt)をドラッグ&ドロップ、またはテキストをそのまま貼り付けます。
- 自動判定されたフォーマットを確認し、出力したいフォーマット(SRT/VTT)を選びます。
- 必要に応じて「タイムシフト」でずれを秒・ミリ秒単位で補正し、フレームレートが異なる場合は変換比率を適用します。
- プレビューで内容と警告(重複・逆転タイムコード)を確認し、問題なければ変換結果をコピーまたはダウンロードします。
※読み込み・解析・変換の処理はすべてブラウザ内で完結し、ファイルの内容が外部に送信されることはありません。
ご利用時の注意点
- 文字コードはUTF-8を前提としています。Shift-JISなど別の文字コードで保存されたファイルは、文字化けする場合があります。
- VTT特有のカーソル位置指定(position・alignなど)は、SRTに変換する際に非対応のため削除されます。
- 非常に大きなファイル(数千キュー規模)を扱う場合、ブラウザの処理性能によって表示が遅くなることがあります。
- 変換結果は必ずお使いの動画プレイヤーやプラットフォームで表示確認を行ってからご利用ください。
SRTとVTT(WebVTT)の主な違い
変換前に知っておきたい、2つの字幕形式の基本的な仕様の違いです。
| 項目 | SRT(SubRip Text) | VTT(WebVTT) |
|---|---|---|
| 拡張子 | .srt | .vtt |
| 主な用途 | 汎用の動画プレイヤー全般 | Web動画・HTML5<video>・YouTube |
| タイムコード区切り | カンマ(,) | ピリオド(.) |
| ヘッダー | なし | 先頭に「WEBVTT」の記載が必須 |
| スタイル・位置指定 | 基本的に非対応(一部プレイヤー拡張のみ) | 対応(position・align・line指定など) |
| 主な対応環境 | VLC・多くのデスクトップ動画プレイヤー | ブラウザ・YouTube・HTML5プレイヤー |
字幕のずれを直す考え方と、変換時に気をつけたいポイント
字幕がずれる典型的な原因と、修正の際の考え方を解説します。
字幕がずれる2つの主な原因:「編集によるずれ」と「フレームレートによるずれ」
字幕のタイミングがずれる原因は、大きく分けて「動画編集でカット・トリミングした際にタイムコードの基準がずれるケース」と、「動画のフレームレートが異なるためタイムコードの進み方自体が変わるケース」の2つです。
前者は全体を一定量だけ前後にずらすタイムシフトで直り、後者はフレームレートの比率に応じた倍率変換が必要になります。まずどちらのずれなのかを切り分けることが修正の第一歩です。
タイムシフトの考え方:全体を一定量だけ前後にずらす
「字幕が実際の音声より2秒早く表示される」といった場合は、すべてのキューの開始・終了時刻に+2秒を加算すれば解消します。逆に字幕が遅れている場合はマイナスの値を指定します。
本ツールでは秒単位のプリセットボタンに加えて、ミリ秒単位までの細かい値を直接入力できるため、数フレーム単位の微調整にも対応できます。
フレームレート変換が必要になるケースとその考え方
23.976fpsで編集した動画を25fpsに変換(いわゆるPAL変換)すると、フレーム数は同じでも実際の再生時間の比率が変わり、字幕のタイミングだけがずれて見えることがあります。
この場合は、「元のフレームレート ÷ 変換後のフレームレート」の比率をすべてのタイムコードに掛け合わせることで、映像の実時間に字幕を合わせ直すことができます。
変換後は必ず実際のプレイヤーで表示確認を行う
自動変換は多くのケースで正しく機能しますが、特殊な書式タグや位置指定を含むファイルでは、変換後に見た目が想定と異なる場合があります。
書き出した字幕ファイルは、本番環境にアップロードする前に、実際に使用する動画プレイヤーやプラットフォームのプレビュー機能で必ず表示を確認しましょう。
よくある失敗と対策
文字コードの違いに気づかず変換し、文字化けしたまま公開してしまう
Shift-JISで保存された字幕ファイルをそのまま読み込み、変換後の文字化けに気づかないまま動画プラットフォームへアップロードしてしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
タイムシフトの符号(プラス・マイナス)を逆に指定してしまう
字幕を遅らせたいのにプラスの値を入力してしまう、あるいはその逆で、修正後にさらにずれが悪化してしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
VTT特有の位置指定が失われたことに気づかず配信してしまう
画面の特定位置に表示する設定(position・alignなど)を含むVTTをSRTに変換し、位置情報が失われたまま別のVTTプレイヤーで使ってしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
重複・逆転したタイムコードに気づかないまま公開してしまう
手動編集や複数ファイルの結合によって、前のキューの終了時刻より後のキューの開始時刻が早くなってしまうなど、時系列が壊れたまま公開してしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
よくある質問(FAQ)
Q.SRTとVTT、どちらの形式を使えばよいですか
A. VLCなど汎用の動画プレイヤーで再生する場合はSRT形式が広く使われています。一方、YouTubeへのアップロードやHTML5の<video>タグ(<track>要素)で字幕を表示する場合はVTT形式が推奨されます。用途がはっきりしない場合は、投稿先や再生プレイヤーが対応している形式に合わせて変換してください。
Q.字幕が動画とずれてしまう原因は何ですか
A. 主な原因は、動画の編集時にカット・トリミングを行ってタイムコードの基準がずれた場合や、フレームレートが異なる動画(例:23.976fpsと25fps)に同じ字幕ファイルを流用した場合です。前者は本ツールの「タイムシフト」で全体のタイムコードを一括で前後にずらすことで、後者は「フレームレート変換」で比率を補正することで対応できます。
Q.タイムシフトはミリ秒単位で細かく調整できますか
A. はい。秒単位のプリセットボタン(±5秒・±1秒など)に加えて、小数点以下3桁(ミリ秒単位)までの任意の数値を直接入力できます。字幕が0.2秒だけ早い、といった細かなずれにも対応可能です。
Q.SRTにある<i>や<b>などの書式タグはVTTに変換しても保持されますか
A. 初期設定では書式タグはそのまま保持されます。プレイヤーによっては表示が崩れる場合があるため、「書式タグを除去」をオンにすると、変換時にHTMLタグをまとめて取り除いたプレーンテキストとして出力できます。
Q.アップロードした字幕ファイルの内容はサーバーに送信されますか
A. 送信されません。ファイルの読み込み・解析・変換・タイムシフトの計算はすべてお使いのブラウザ内のJavaScriptだけで処理されます。外部サーバーへのアップロードや通信は一切発生せず、ページを閉じれば内容は破棄されます。
Q.1つのファイルに含まれるすべての字幕(キュー)が一括で処理されますか
A. はい。ファイル内のすべてのキュー(開始・終了時刻とテキストの組み合わせ)を自動で読み込み、タイムシフトやフォーマット変換をまとめて一括適用します。処理件数や総再生時間、重複・逆転したタイムコードの検出結果もあわせて確認できます。
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