パスフレーズを入力するだけで、テキストをブラウザ内でAES暗号化・復号できます。 パスワードやAPIキー、機密メモをやり取りする前のひと手間として。
暗号化するテキスト
パスフレーズ
※パスフレーズは保存されないため、忘れると復号できません。暗号文とパスフレーズは別々の経路で伝えてください。
テキストをブラウザ内でAES暗号化。パスワードや機密メモの安全な一時共有に
チャットツールやメールでパスワードやAPIキー、機密性の高いメモをやり取りする際、平文のまま送ってしまうことに不安を感じたことはないでしょうか。本ツールは、送信前にテキストをその場で暗号化し、受け取った相手だけがパスフレーズを使って元の内容を復元できるようにする、パスフレーズ方式の暗号化ツールです。
暗号化にはAES-256-GCMという強力な暗号アルゴリズムを採用し、パスフレーズから暗号鍵を生成する際にはPBKDF2(20万回のストレッチング)を用いることで、総当たり攻撃への耐性を高めています。公開鍵の交換や事前のアカウント登録は不要で、送り手と受け手が同じパスフレーズさえ共有していれば利用できるシンプルな設計です。
すべての処理はブラウザ内のWeb Crypto APIで完結し、入力したテキストもパスフレーズも外部のサーバーへ送信されることはありません。暗号文をそのままコピーして送るほか、URLに埋め込んだ共有用リンクとして送ることもできます。
こんなシーンで便利です
パスワードや初期アカウント情報を家族・同僚に共有する時
新しく発行したパスワードやWi-Fiの接続情報などを、チャットやメールで送る前に暗号化しておくことで、途中経路や送信先の履歴に平文が残るリスクを減らせます。
APIキーや接続情報など機密性の高いメモを一時的にやり取りする時
開発チーム内でAPIキーや検証環境の接続情報を共有する際、暗号化した文字列として渡すことで、誤って別のチャンネルに転記・保存されてしまうリスクを抑えられます。
共有リンクとして暗号文を送りたい時
コピー&ペーストの手間を省きたい場合は、暗号文を含んだ共有用リンクを生成できます。リンクの#以降の部分はサーバーに送信されない仕組みのため、リンク先のサービス側にも内容が残りません。
誤って公開の場に貼ってしまっても内容を読まれたくない時
掲示板やチケット管理ツールなど、本来は機密情報を書くべきでない場所にメモを残す必要がある場合に、あらかじめ暗号化しておくことで内容の漏えいを防げます。
使い方は簡単 4ステップ
- 「暗号化」タブで、暗号化したいテキストとパスフレーズを入力します。
- 「暗号化する」を押すと、暗号文(Base64形式の文字列)と共有用リンクが生成されます。
- 暗号文(またはリンク)とパスフレーズを、それぞれ別の手段(チャットと電話など)で相手に伝えます。
- 相手は「復号」タブに暗号文を貼り付け、伝えられたパスフレーズを入力することで元のテキストを復元できます。
※暗号文とパスフレーズを同じ手段(同じチャット・同じメールなど)でまとめて送ってしまうと、暗号化の意味が薄れてしまいます。必ず別々の経路で伝えるようにしてください。
ご利用時の注意点
- AES-256-GCM(認証付き暗号)とPBKDF2(20万回のストレッチング)による、ブラウザ完結型の暗号化を採用しています。
- パスフレーズはどこにも保存されません。忘れてしまった場合、運営者側を含め誰も復号することはできません。
- 共有用リンクのURLフラグメント(#以降)はサーバーへ送信されない仕様のため、リンク先のサーバーに暗号文が記録されることはありません。
- 完全無料・安全:入力したテキストやパスフレーズが外部に送信・保存されることはありません。
暗号化の仕様
本ツールが採用している暗号方式の詳細です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 暗号アルゴリズム | AES-256-GCM(認証付き暗号) |
| 鍵導出関数 | PBKDF2(SHA-256、20万回のストレッチング) |
| ソルト | 16byteのランダム値(暗号化ごとに生成) |
| 初期化ベクトル(IV) | 12byteのランダム値(暗号化ごとに生成) |
| 出力形式 | URLセーフなBase64エンコード文字列 |
| 通信 | なし(すべてブラウザ内のWeb Crypto APIで完結) |
パスフレーズ方式の暗号化の仕組みと、安全に使うためのポイント
本ツールが採用しているAES-256-GCMとPBKDF2の仕組み、そして安全に運用するための注意点を解説します。
なぜ「パスフレーズ方式」の暗号化が便利なのか
公開鍵暗号方式のように事前に鍵ペアを作成・交換する手間がなく、送り手と受け手が同じパスフレーズを知っているだけでやり取りできるのがパスフレーズ方式(共通鍵暗号)の利点です。
アカウント登録やアプリのインストールも不要なため、「今すぐこのメモだけ暗号化して送りたい」という一回限りの用途に向いています。
AES-256-GCMとPBKDF2の仕組みをわかりやすく解説
AES-256-GCMは、データを暗号化すると同時に「改ざんされていないか」を検証できる認証付き暗号方式で、金融機関やクラウドサービスでも広く採用されています。
パスフレーズをそのまま鍵として使うと総当たり攻撃に弱くなるため、PBKDF2という関数でハッシュ化を20万回繰り返す「ストレッチング」処理を行い、攻撃に必要な計算コストを大きく引き上げています。
暗号文とパスフレーズは別々の経路で送るべき理由
暗号文とパスフレーズを同じメールやチャットでまとめて送ってしまうと、その1通が漏えいした場合に両方とも第三者の手に渡ってしまい、暗号化した意味がなくなります。
暗号文(またはリンク)はチャットで、パスフレーズは電話や対面、あるいは別のアプリで伝えるなど、経路を分けることで安全性を大きく高められます。
共有用リンク機能の仕組み(URLフラグメントがサーバーに送信されない理由)
本ツールの共有用リンクは、暗号文をhttps://example.com/tools/text-encryption#暗号文のように、URLの「#」以降(フラグメント)に埋め込みます。
ブラウザの仕様上、フラグメント部分はページ遷移時にWebサーバーへ送信されない情報のため、リンク先のアクセスログなどに暗号文が記録される心配がありません。復号する側は、このリンクを開くと自動的に暗号文が入力欄に反映され、パスフレーズを入力するだけで復号できます。
よくある失敗と対策
暗号文とパスフレーズを同じメッセージで一緒に送ってしまう
急いでいるあまり、暗号化した文字列とパスフレーズを同じチャットメッセージやメール本文に書いて送ってしまい、暗号化の意味が実質的になくなってしまう失敗です。
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短く推測されやすいパスフレーズを使ってしまう
「1234」や「password」のような単純なパスフレーズを設定してしまい、第三者に暗号文を入手された場合に総当たりで解読されるリスクが高まってしまうケースです。
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パスフレーズを忘れてしまい、自分でも復号できなくなる
その場の思いつきでパスフレーズを設定し、メモを残さないまま時間が経ってしまい、いざ復号しようとした際にパスフレーズを思い出せなくなってしまう失敗です。
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共有リンクを不特定多数が見られる場所に貼ってしまう
共有用リンクのフラグメント部分はサーバーに送信されない仕組みですが、リンク自体をSNSや公開の掲示板など誰でも閲覧できる場所に貼ってしまうと、暗号文自体を第三者に入手されてしまいます。
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暗号化前の平文をコピー履歴やメモアプリに残したままにしてしまう
暗号化する前の元のテキストを、クリップボード履歴機能やメモアプリに残したままにしてしまい、暗号化した意味が薄れてしまうケースです。
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よくある質問(FAQ)
Q.どのような暗号方式を使っていますか
A. AES-256-GCMという暗号アルゴリズムを使用しています。入力したパスフレーズから暗号鍵を生成する際には、総当たり攻撃への耐性を高めるためPBKDF2(SHA-256、20万回のストレッチング)という鍵導出関数を用いており、暗号化のたびにランダムなソルトと初期化ベクトル(IV)を生成しています。
Q.パスフレーズを忘れた場合、復号できますか
A. できません。本ツールはパスフレーズをどこにも保存しておらず、復元する手段を持っていません。パスフレーズを忘れてしまった場合、暗号化したテキストを元に戻すことは技術的に不可能です。大切なパスフレーズは、ご自身の管理下で別途安全に保管してください。
Q.入力したテキストやパスフレーズはサーバーに送信されますか
A. 一切送信されません。暗号化・復号の処理はすべてお使いのブラウザ内(Web Crypto API)で完結しており、平文・暗号文・パスフレーズのいずれも外部のサーバーへ送信されることはありません。ページを閉じれば入力内容は消去されます。
Q.共有用リンクの仕組みを教えてください。リンクを送るのは安全ですか
A. 共有用リンクは、暗号化した文字列をURLの「#」以降(フラグメント)に埋め込む形式で生成されます。URLのフラグメント部分はブラウザの仕様上サーバーへ送信されないため、リンク先のWebサーバーに暗号文が記録されることはありません。ただし、リンク自体を第三者が見られる場所に貼ってしまうと暗号文を入手されてしまうため、パスフレーズは必ず別の経路(電話や対面など)で伝えることをおすすめします。
Q.パスフレーズはどれくらいの強度が必要ですか
A. 英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた14文字以上のパスフレーズを推奨します。本ツールには入力中のパスフレーズの強度をリアルタイムで判定するメーターと、安全なランダムパスフレーズを自動生成するボタンを用意していますので、判断に迷う場合はランダム生成をご活用ください。
Q.復号に失敗するのはなぜですか
A. 主な原因は「パスフレーズの誤り」「暗号文の一部が欠けている(コピーミスなど)」の2つです。AES-GCMは認証付き暗号のため、パスフレーズや暗号文が少しでも異なると復号処理そのものが失敗する仕組みになっており、誤ったパスフレーズで意味不明な文字列が復元されることはありません。
Q.無料で使えますか。利用回数の制限はありますか
A. 完全無料で、回数制限なくご利用いただけます。会員登録やインストールも不要です。
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