ESや小論文の文字数が収まらない時の削り方:内容を落とさず文字数を圧縮する文章術と校正テクニック

エントリーシート(ES)や大学受験の小論文、文字数指定のある広報文章を作成していると、指定の文字数をわずかにオーバーして提出枠に収まらないという問題に直面しがちです。「あと30文字削らなければならないのに、伝えたいエピソードやアピールポイントをどこも削りたくない」と悩む人は少なくありません。

結論から言うと、自己PRや志望動機の内容(エピソードや結論)自体を削る必要はありません。文章の中に無意識に混ざり込んでいる「〜することができます」「〜という点」といった冗長表現(無駄な言い回し)を整理するだけで、意味を変えずに文字数を 10%〜20%近く短く圧縮 することが可能です。

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内容を減らさずに文章を圧縮する「冗長表現削り」の基本ルール

文章の文字数を短くする際、多くの人が「具体例を削る」「エピソードを1つ消す」といった対応をしてしまい、結果として内容の薄いESになってしまう失敗が見られます。手作業で校正を行っていると、個人の癖による言い回しの重複に気づきにくく、アピールに必要な情報を誤って削除してしまいがちです。

文字数を圧縮する正しい手順は、文章の意味を構成していない「回りくどい言い回し」をピンポイントで打ち消すことです。代表的な冗長表現のパターンと、言い換えによる文字数削減の具体的な効果は以下の通りです。

代表的な冗長表現・重複表現の言い換えと削減文字数の一覧

冗長な表現(検出パターン)簡潔な推奨表現文字数削減効果改善のポイント・効果
〜することができます〜できます5文字削減可能動詞にまとめることで、冗長な語尾を半分以下に圧縮。
〜ということ〜こと2文字削減抽象的な「という」を削るだけで一文が締まる。
〜を行う / 〜を実施する〜する2〜4文字削減動作の表現をシンプルな動詞「する」に寄せる。
〜において / 〜における〜で / 〜の2文字削減助詞を短縮し、読解のリズムとスピードを向上させる。
〜となっています〜です4文字削減遠回しな状態表現を述語で直接断定する。
まず最初に / 今現在まず / 現在2文字削減意味が重複している「重言」を解消し、正解の日本語にする。
〜ではないでしょうか〜でしょう3文字削減断定を避ける婉曲表現を省き、意思と自信を伝える。
お伺いします伺います1文字削減誤った二重敬語を正しい謙譲語へ正す。

例えば、「私は貴社においてチームの業務改善を行うことができます」という28文字の文章は、上記のルールを適用して「私は貴社でチームの業務改善ができます」と書き換えるだけで、意味を完全に保ったまま22文字へと 6文字圧縮 できます。

こうした言い換えを原稿全体で5箇所〜10箇所行うだけで、大切なエピソードを削ることなく30文字〜50文字の余白を生み出すことが可能です。空いたスペースには、具体的な数値データや強みを補強するエピソードを追加できます。

語尾の連続と長文を解消して「読みやすさ」を向上させる手順

冗長表現を削る作業と同時に行いたいのが、文章全体のリズムを整える推敲です。個別の単語を短くしても、文章の構造そのものが崩れていては採用担当者や採点者に伝わりません。

1. 同じ語尾の3文以上の連続を避ける

「〜です」「〜ます」といった文末表現が 3文以上連続 すると、文章が単調になり、読み手は集中力を失って読み飛ばしを始める原因になります。連続している箇所の真ん中の1文を体言止め(名詞止め)に修正したり、別の言い回しに変更したりしてリズムに変化をつけます。

2. 一文の長さを60文字以内に抑える

一文の中に主語と述語の関係をいくつも詰め込み、接続助詞でダラダラとつないだ長文は誤読の元です。目安として 一文が60文字を超えたタイミング で句点(。)を打ち、2つの文章に分割できないかを検討します。主語と述語の関係を1対1に保つことで、主張が明確になります。

3. 重言や二重敬語を優先的に除外する

「まず最初に」「過半数を超える」といった重言(意味の重複)や、「お伺いします」「おっしゃられる」といった二重敬語は、単に読みにくいだけでなく「日本語の誤用」として評価を下げられるリスクがあります。冗長表現の削減と同時に、これらの誤用を優先して修正する必要があります。

原稿を貼り付けるだけで、これらの冗長表現・重言・二重敬語・語尾の連続・一文の長さを自動で診断したい場合は、以下のツールをご利用ください。

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サーバー送信なし!「完全ブラウザ完結設計」で就活・推敲も安心

ES(エントリーシート)の下書き、未公開の志望動機、大学の小論文原稿、企業内の広報テキストなどを校正ツールに入力する際、個人情報の保護や未公開原稿の外部漏洩について不安を感じるケースは少なくありません。

一般的な大手の無料校正ツールやWebサービスの中には、入力された文章データをWebサーバー側へ送信して処理を行ったり、AIの学習データやログとしてサーバーに保管・蓄積したりする仕様のものが存在します。

当サイトで提供している「冗長表現の一覧とチェックツール」は、ユーザーのプライバシーと安全性を最優先とし、外部サーバーへデータを一切送信しない 完全ブラウザ完結設計(JavaScriptによるクライアントサイド処理) を徹底しています。

入力した文章データや校正処理は、すべてお使いの端末(パソコンやスマートフォン)のブラウザ内でのみ処理されます。開発者を含めた第三者がサーバー経由で入力内容を確認する仕組みが存在しないため、個人情報を含むエントリーシートの下書きや社外秘の文章であっても、安心して校正・圧縮作業を行っていただけます。

制限文字数内に収めるための効率的な校正手順

文字数オーバーの原稿をスムーズに修正し、クオリティの高い文章に仕上げるための実践的なステップは以下の通りです。

  1. 原稿をツールに貼り付ける: 執筆した文章をエディタに入力すると、該当する表現がハイライト表示されます。
  2. 機械的な一括置換を実行する: 文脈を壊すリスクのない安全なパターン(「〜することができます」→「〜できます」など)を、「推奨表現に一括置換する」機能で一言で修正します。
  3. 要確認の項目を個別に判断する: 「〜になります」のように文脈によって意味が変わる表現(「要確認」分類)は、提案される言い換え案を見ながら個別に修正を適用します。
  4. 語尾の連続と長文を微調整する: 診断結果から語尾が3文以上連続している箇所や、60文字を超えている長文を確認し、句点を入れて文を分けたり語尾を変えたりします。
  5. 全体を音読して確認する: 最後に文章全体を一度音読し、助詞のつながりや文章の流れが自然であることを確認して完成です。

手動での見落としを防ぎ、内容を妥協することなく指定の制限文字数ぴったりに収めるために、ぜひ当ツールの自動校正機能をお役立てください。

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