縦・横・高さと個数を入力するだけで、才数・立米(CBM)・航空便の容積重量を計算し、 実重量と比較した課金重量を表示します。複数行の貼り付けによる一括計算にも対応。
寸法の単位
才数の計算基準
航空容積重量の係数
荷物の寸法・個数
課金重量(航空便基準)
才数
1.078才
基準:27,826
立米(CBM)
0.03m³
海上輸送・保管の基準
航空容積重量
5kg
基準:6,000
実重量合計
5kg
1個 5kg × 1個
ADVICE
実重量の方が容積重量より大きいため、航空便・国際宅配便では実重量を基準に課金される可能性が高い荷物です。
才数は計量法上の正式な計量単位ではなく、運送業界の商慣習として使われる目安です。正式な運賃は依頼先の計算基準を必ずご確認ください。
才数・容積重量計算ツールとは?才・立米・航空容積重量の違い
貨物の運賃や保管料は、重さだけでなく「どれだけ場所を占有するか(体積)」を基準に計算されることが多く、その代表的な指標が「才(さい)」「立米(CBM)」「航空便の容積重量」の3つです。それぞれ単位も計算式も異なるため、見積もり時に混同すると想定外の運賃になりがちです。
本ツールは、縦・横・高さ・個数(・実重量)を入力するだけで、国内のトラック便・倉庫保管でよく使われる才数、海上輸送やコンテナ手配の基準となる立米(CBM)、国際航空貨物・国際宅配便の運賃基準となる容積重量を同時に算出し、実重量と比較して実際に課金される重量(課金重量)を自動判定します。
複数口の貨物がある場合は、一括計算モードで寸法・個数・実重量を複数行まとめて貼り付けるだけで、全体の合計才数・合計立米・合計課金重量まで一度に集計できます。運賃見積もりの事前確認や、輸出入時のインボイス作成前のチェックにそのままご活用いただけます。
こんなシーンで便利です
国内トラック便・路線便の運賃見積もり前の確認
荷物の寸法から才数を算出し、運送会社から提示された運賃が才数単価に基づいて妥当かどうかを事前に確認する際に使えます。
海外ECサイトからの輸入・国際航空便の送料試算
海外通販で購入した商品の梱包サイズ(インチ表記にも対応)から容積重量を計算し、実重量との比較で実際にかかる国際送料の目安を把握できます。
EC事業者の国際発送における配送料金の事前見積もり
小規模EC事業者が海外顧客向けに商品を発送する際、DHL・FedEx等の容積重量基準(5,000)で事前に送料を試算し、梱包サイズの見直し判断に活用できます。
倉庫の保管スペース計算・複数口貨物の一括集計
複数種類の箱が混在する入出荷を一括計算モードでまとめて入力し、合計才数・合計立米から必要な保管スペースやコンテナ手配の目安を把握できます。
使い方は簡単 4ステップ
- 「単一計算」または「一括計算(複数行貼り付け)」のモードを選びます。
- 寸法の単位(cm・mm・インチ)を選択し、縦・横・高さ・個数・実重量を入力します。
- 才数の計算基準(27,826=正式/27,000=簡易)と、航空容積重量の係数(6,000=IATA/5,000=国際宅配便)を選びます。
- 才数・立米・容積重量・課金重量が自動計算されます。一括計算モードでは合計値も同時に表示されます。
※一括計算モードでは、Excelやスプレッドシートから「縦,横,高さ,個数,実重量」の形式でそのままコピー&ペーストできます。
ご利用時の注意点
- 才(さい)は尺貫法由来の慣習的な単位です。計量法第8条により法定の計量単位ではないため、正式な取引の証明書類には使用できず、あくまで運送業界内の商慣習上の目安としてご利用ください。
- 才数・容積重量の計算基準(27,826/27,000、6,000/5,000)は運送会社や契約内容によって異なります。見積もりの際は、必ず依頼先の正式な基準を確認してください。
- 本ツールが示す課金重量は、実重量と容積重量を比較した一般的なルールに基づく目安です。実際の請求額は、燃料サーチャージや附帯料金等により異なる場合があります。
- 完全無料・安全:入力した貨物の寸法・重量・取引情報は一切送信されない、通信が発生しないブラウザ完結型を採用しています。
代表的な箱サイズ別の才数・立米・航空容積重量 早見表
宅配便でよく使われる箱サイズ(三辺合計の目安)での早見表です。才数は正式基準(27,826)、航空容積重量はIATA基準(6,000)で算出しています。
| 箱サイズ(縦×横×高さ) | 才数 | 立米(CBM) | 航空容積重量 |
|---|---|---|---|
| 60サイズ目安(25×20×15cm) | 約0.27才 | 約0.0075m³ | 約1.25kg |
| 80サイズ目安(34×25×20cm) | 約0.61才 | 約0.017m³ | 約2.83kg |
| 100サイズ目安(40×30×25cm) | 約1.08才 | 約0.03m³ | 約5.0kg |
| 120サイズ目安(45×35×30cm) | 約1.70才 | 約0.047m³ | 約7.88kg |
| 140サイズ目安(50×40×35cm) | 約2.52才 | 約0.07m³ | 約11.67kg |
| 160サイズ目安(55×45×40cm) | 約3.56才 | 約0.099m³ | 約16.5kg |
【才数・立米・航空容積重量の計算式】
縦・横・高さはすべてセンチメートル(cm)換算後の値を使用します。
- 才数: 縦×横×高さ(cm) ÷ 27,826(正式)または ÷ 27,000(簡易)
- 立米(CBM): 縦×横×高さ(cm) ÷ 1,000,000(m³換算)
- 航空容積重量: 縦×横×高さ(cm) ÷ 6,000(IATA基準)または ÷ 5,000(国際宅配便基準)
※上表は代表的な寸法の目安であり、実際の箱サイズは商品・メーカーによって異なります。正確な計算は必ずツール本体で実際の寸法を入力してご確認ください。
才・立米・容積重量の違いと、運賃計算の実務知識
見積もりの際に混同しやすい3つの体積・重量指標の違いと、運賃計算の根拠となる基準を解説します。
才(さい)という単位の成り立ちと、計量法上の位置づけ
才は尺貫法に由来する体積の単位で、1尺(約30.303cm)四方の立方体を1才(約27,826cm³)とします。
計量法(昭和26年法律第207号)第8条により、尺貫法の単位は現在、取引や証明に用いる法定計量単位としては認められていませんが、国内の運送・倉庫業界では今なお商慣習上の運賃・保管料算定の基準として広く使われ続けています。
才数(国内トラック便)・立米(海上輸送)・容積重量(航空便)の使い分け
同じ『体積ベースの重量換算』でも、輸送モードによって使われる指標は異なります。
国内の路線便・トラック便では才数が運賃算出の基準になりやすく、海上コンテナ輸送では立米(CBM)を基準にした運賃トン(Revenue Ton)の考え方が使われ、国際航空貨物・国際宅配便では容積重量(IATA基準6,000、または宅配便各社基準5,000)が実重量と比較されます。見積もりを依頼する輸送モードに応じて、正しい指標を確認することが重要です。
航空貨物における『重い方課金』の原則とIATA基準の考え方
国際航空運送協会(IATA)のTACT Rulesでは、貨物の運賃を実重量と容積重量(縦×横×高さ÷6,000)のうち大きい方を基準に計算する原則が定められています。
これは、軽くても体積が大きい貨物(いわゆる軽量かさ高貨物)が航空機内のスペースを圧迫することを運賃に反映させるための仕組みで、国際宅配便各社(DHL・FedEx・UPS等)も同様の考え方のもと、独自の係数(5,000等)を用いて容積重量を算出しています。
見積もり時に才数基準を確認すべき理由と交渉のポイント
同じ寸法の荷物でも、運送会社が採用する才数の計算基準(27,826か27,000か)によって、算出される才数がわずかに変わります。
複数社から見積もりを取る際は、提示された才数の計算根拠(使用した基準)を確認したうえで比較することで、実質的な運賃単価の違いをより正確に把握できます。本ツールで両基準の結果を見比べておくと、交渉時の判断材料になります。
よくある失敗と対策
才数と容積重量を混同し、国内便と航空便で異なる基準を取り違えて見積もる
国内トラック便の運賃を確認するつもりで、誤って航空貨物の容積重量計算式(÷6,000)を使ってしまい、実際の才数単価による見積もりと大きく異なる金額を想定してしまう失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
実重量だけで航空便の送料を見積もり、容積重量との比較を忘れる
軽くてかさばる商品(衣類、クッション性のある緩衝材で梱包した荷物等)を、実重量だけをもとに送料を見積もってしまい、実際には容積重量の方が重く判定されて想定より高額な請求になる失敗です。
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才数の計算基準(27,826と27,000)を確認せず、他社と運賃を単純比較してしまう
A社とB社から見積もりを取った際、それぞれが異なる才数計算基準を採用していることに気づかず、才数単価だけを単純比較して誤った判断をしてしまう失敗です。
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海外ECサイトのインチ表記の寸法をそのままセンチメートルとして入力してしまう
海外の通販サイトに記載された梱包サイズ(インチ表記)を、単位を変換せずにそのままセンチメートルの数値として入力してしまい、実際の才数・容積重量を大幅に過小評価してしまう失敗です。
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複数口の貨物を1件ずつ手計算し、合計の才数・重量を集計し間違える
種類やサイズの異なる荷物が複数口ある出荷で、それぞれを電卓で個別に計算して手作業で合計しようとした結果、入力ミスや計算漏れが発生し、申告や見積もり依頼の数値が実際と食い違ってしまう失敗です。
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よくある質問(FAQ)
Q.才(さい)とはどのような単位ですか、現在も使ってよいのですか
A. 才は尺貫法に由来する体積の単位で、1尺(約30.303cm)四方の立方体の体積(約27,826cm³)を1才とします。計量法(昭和26年法律第207号)第8条により、尺貫法の単位は取引や証明における法定の計量単位としては使用できませんが、国内の運送業界・倉庫業界では長年の商慣習として、トラック便や保管料の算出基準に今も広く使われています。本ツールは実務上の目安としてご利用いただくものです。
Q.才数の計算式に『27,826』と『27,000』の2通りがあるのはなぜですか
A. 1尺を正確な約30.303cm(10/33m)として計算すると1才=約27,826cm³になります。一方で、現場では計算を簡略化するために1尺=30cmとみなし、27,000cm³を1才とする商習慣も広く存在します。どちらが正しいというより、運送会社や契約によって採用している基準が異なるため、本ツールでは両方の基準を切り替えて計算できるようにしています。見積もり時は必ず依頼先の基準を確認してください。
Q.航空便の容積重量はどのように計算されますか
A. 国際航空運送協会(IATA)のTACT Rulesに基づく一般的な航空貨物の計算式では、縦×横×高さ(cm)を6,000で割った値がkg単位の容積重量になります。一方、DHL・FedEx・UPSなどの国際宅配便(クーリエ)各社は、より小さな梱包を想定した5,000という係数を採用しているケースが多く見られます。本ツールでは6,000と5,000のどちらでも切り替えて計算できます。
Q.『課金重量』とは何ですか、実重量より軽くても容積重量で計算されますか
A. 航空貨物の運賃は、実際に計測した重量(実重量)と、寸法から算出した容積重量を比較し、原則として大きい方の数値を基準に計算されます。これは、軽くても大きい(かさばる)貨物が運送スペースを圧迫することを運賃に反映するための仕組みです。本ツールは実重量を入力すると、容積重量と自動で比較し、どちらが課金重量として採用されるかを表示します。
Q.複数の荷物をまとめて一括計算することはできますか
A. はい、できます。『一括計算(複数行貼り付け)』モードに切り替え、1行につき「縦, 横, 高さ, 個数, 実重量」をカンマまたはタブ区切りで入力(Excelからのコピー貼り付けにも対応)すると、各行の才数・立米・容積重量・課金重量に加え、全行の合計値も自動で集計されます。
Q.寸法の単位がセンチメートルではなくミリメートルやインチの場合も計算できますか
A. はい、対応しています。入力設定で寸法の単位をcm・mm・インチから選択でき、選択した単位のまま寸法を入力するだけで、内部で自動的にセンチメートルへ換算してから才数・立米・容積重量を算出します。海外ECサイトに記載されたインチ表記の梱包サイズをそのまま入力したい場合にも便利です。
Q.入力した貨物の寸法や重量などの情報が外部に送信される心配はありませんか
A. 一切ありません。本ツールはすべての計算処理をユーザーのブラウザ内だけで実行する完全ローカル処理型です。入力した貨物情報や取引先の寸法データが外部サーバーへ送信されたり保存されたりすることはなく、ページを閉じれば情報は即座に消去されます。
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