ロゴ
ToolkitsLabEfficiency Hub
PR広告を含む

G-codeビューアー3Dプリンター・CNC加工パスの3Dプレビューと印刷時間・フィラメント計算

G-codeファイルをドラッグ&ドロップするだけで、加工経路をレイヤー単位の3Dで確認できます。 印刷時間・フィラメント使用量・コストの計算、ベッドサイズ超過の検出にも対応。

入力内容は外部に送信されません。

詳しく

G-codeファイルをドラッグ&ドロップ

またはクリックしてファイルを選択(.gcode / .gco / .g / .nc / .tap / .cnc)

G-codeビューアーとは?印刷前に加工経路と所要時間を確認できるツール

G-code(ジーコード)は、3Dプリンターやレーザー加工機・CNCフライスといった加工機に対して「どこへ、どの速さで、どれだけ材料を出しながら動くか」を1行ずつ指示するテキスト形式の命令文です。スライサーソフトが出力したG-codeは、人の目では経路や所要時間を直感的に把握しづらいという課題があります。

本ツールは、G-codeファイルを読み込むだけで加工経路をレイヤー単位の3Dプレビューとして可視化し、印刷時間・フィラメント使用量・重量・材料費の目安を自動計算します。レイヤースライダーで下から上へ経路を追ったり、再生ボタンで印刷の様子をアニメーションで確認したりできます。

さらに、ベッドサイズ(造形範囲)の超過チェックやツールチェンジ(色替え)箇所の検出にも対応しており、印刷・加工を開始する前に起こりうる失敗を事前に発見する目的でも活用できます。対応ブラウザでは、USB接続した機器へG-codeを直接送信することも可能です。

こんなシーンで便利です

長時間の印刷を始める前の最終確認

数時間〜数十時間かかる造形物を印刷する前に、所要時間とフィラメントの残量が足りているかを事前に確認したい場合に使えます。

スライス結果の経路やサポート材の入り方を目で確認したい時

スライサーのプレビューとは別の視点で、レイヤーごとの積層やインフィル・サポート材の配置を3Dでじっくり確認したい場合に活用できます。

ベッドサイズに収まるか、CNC加工で干渉しないかの事前チェック

買い替えた機種や新しいベッドサイズの環境で、モデルが造形範囲を超えていないかを印刷開始前に確認したい場合に役立ちます。

工業高校・専門学校でのG-code教育・説明用途

G-codeの構造や3Dプリンターの動作原理を説明する授業で、実際のファイルの加工経路を目に見える形で生徒に提示する際にも活用できます。

使い方は簡単 4ステップ

  1. G-codeファイル(.gcode、.nc など)をドラッグ&ドロップ、またはクリックして選択します。
  2. 3Dビューア上でマウス操作(ドラッグ・スクロール)しながら、トップ・フロント・アイソメ視点を切り替えて経路を確認します。
  3. レイヤースライダーを動かすか、再生ボタンで下から上へ積層される様子をアニメーションで確認します。
  4. 右側のパネルで印刷時間・フィラメント使用量・材料費・ベッドサイズ超過の有無を確認します。

※ファイルの解析・3D描画はすべてブラウザ内で行われ、読み込んだG-codeの内容が外部に送信されることはありません。

ご利用時の注意点

  • 表示される印刷時間・フィラメント使用量は、移動距離と送り速度から算出した目安です。実際の値は加速・減速やリトラクションの設定により変動します。
  • 円弧移動(G2・G3)は直線移動として簡易的に描画しています。経路の見た目が実際の円弧と厳密には一致しない場合があります。
  • 相対座標モード(G91)やリトラクション量が極端に大きいG-codeでは、フィラメント使用量の計算精度が低下することがあります。
  • Web Serialでの送信機能は実験的な機能です。対応ブラウザ(Chrome・Edge等)のパソコン版でのみ利用でき、送信中の応答確認は簡易的なものです。重要な造形物では、プリンター本体やスライサー側の送信機能と併用して確認することをおすすめします。
  • 数十MBを超える大きなG-codeファイルは、解析・描画に時間がかかる場合があります。

フィラメント材質別の密度早見表(重量計算の目安)

本ツールのフィラメント重量計算で使用している密度の目安です。メーカーや製品によって多少の差があります。

材質密度の目安特徴
PLA1.24 g/cm³扱いやすく初心者向け。収縮が少ない
PETG1.27 g/cm³強度と耐久性のバランスが良い
ABS1.04 g/cm³耐熱性が高いが収縮・反りに注意
TPU1.21 g/cm³柔軟性のあるゴム状素材
ナイロン1.14 g/cm³高強度・高耐久だが吸湿しやすい

※密度は代表的な目安値です。製品によって差があるため、正確な重量が必要な場合はお使いのフィラメントのメーカー公表値を「任意の密度」欄に入力してください。

G-codeの基本構造と、印刷時間・材料計算の仕組み

G-codeビューアーを使ううえで知っておきたい基礎知識と、本ツールが数値を算出する仕組みを解説します。

G-codeとは何か:G0・G1・G2・G3の基本コマンド

G-codeは加工機への移動・動作指示をテキスト化したもので、G0(早送り移動)・G1(加工送り移動)・G2/G3(円弧移動)が経路を構成する基本コマンドです。3Dプリンターの場合はこれにEパラメータ(フィラメントの押し出し量)が加わり、押し出しながら動く移動と、押し出さずに移動するだけの「空走(トラベル)」移動が区別されます。本ツールはこの違いを色分けして3D表示しています。

印刷時間の見積もりが、スライサーの表示と異なる理由

本ツールの推定時間は「移動距離 ÷ 送り速度(Fパラメータ)」の単純な積算です。一方、実際の3Dプリンターやスライサーの推定時間には、各移動の加速・減速(アクセラレーション/ジャーク)、冷却ファンの待機、リトラクションの動作時間などが加味されます。特に細かい形状や方向転換が多いモデルほど、加速・減速の影響で実際の時間が長くなる傾向があります。

フィラメント使用量・重量・材料費の計算方法

フィラメントの使用量(長さ)は、G-code内のEパラメータの増加分を積算して算出します。これにフィラメントの直径から求めた断面積を掛けることで体積(mm³)を求め、材質の密度(g/cm³)を掛けることで重量(g)を計算しています。重量に1kgあたりの価格を掛ければ、その造形物にかかるおおよその材料費も把握できます。

3Dプリンターとレーザー加工機・CNCのG-codeの違い

3Dプリンター用のG-codeは、押し出し量を示すEパラメータと、ノズル・ベッド温度を指示するM104・M140などのコマンドを含むのが特徴です。一方、レーザー加工機やCNCフライス用のG-codeにはEパラメータが存在せず、代わりにスピンドル回転数(M3・S)やレーザー出力に関するコマンドが使われます。本ツールはEパラメータの有無からこれらを自動判定し、表示項目を切り替えています。

よくある失敗と対策

ベッドサイズの超過に気づかず印刷を開始し、途中で造形失敗する

モデルの寸法がプリンターのベッドサイズを超えていることに気づかずに印刷を開始し、造形物の一部がベッド外に出てノズルが干渉したり、印刷が途中で失敗したりするケースです。

💡 対策・解決策を見る▼
印刷開始前に、本ツールでお使いのプリンターのベッドサイズを設定し、超過警告が出ていないかを必ず確認しましょう。特に機種を変更した直後や、大きなモデルを印刷する際は注意が必要です。

推定印刷時間とスライサー表示の差を「計算ミス」と誤解する

本ツールやスライサーが表示する推定時間が、実際の印刷時間と数十分単位でずれることを「どちらかの計算が間違っている」と捉えてしまう誤解です。実際には加速・減速やリトラクションなど、見積もり方法の違いによる正常な差です。

💡 対策・解決策を見る▼
推定時間はあくまで目安として捉え、複数回印刷して実績データを蓄積するか、スライサー側の推定時間も参考にしながら、余裕を持ったスケジュールを立てることをおすすめします。

フィラメントの密度を実際の材質と違う設定のまま重量・費用を計算する

PLA用の密度設定のままABSやTPUのフィラメントを計算してしまい、実際の重量や材料費と大きくズレた数値を元に購入計画を立ててしまう失敗です。

💡 対策・解決策を見る▼
印刷に使用する材質に合わせて、本ツールの密度プリセットを正しく選択するか、フィラメントのパッケージに記載されたメーカー公表の密度を直接入力しましょう。

マルチカラー印刷のツールチェンジ箇所に気づかず、色替えの準備が遅れる

複数色・複数フィラメントを使うG-codeで、どのレイヤーで色が切り替わるかを把握しておらず、印刷中に慌ててフィラメント交換の準備をする失敗です。

💡 対策・解決策を見る▼
本ツールのツールチェンジ検出機能で、色替えが発生するレイヤー番号を事前に確認し、交換用フィラメントや作業時間をあらかじめ準備しておきましょう。

Web Serial非対応のブラウザ・端末で送信しようとして動作しないと誤解する

SafariやFirefox、スマートフォンのブラウザからG-codeを直接送信しようとして、ボタンが反応せず「ツールが壊れている」と誤解してしまうケースです。

💡 対策・解決策を見る▼
Web Serial送信機能は、ChromeやEdgeなどChromium系ブラウザのパソコン版でのみ利用できる機能です。該当しない環境では、SDカード経由などプリンター本来の読み込み方法をご利用ください。

よくある質問(FAQ)

Q.対応しているファイル形式は何ですか

Q.

A. 拡張子が.gcode、.gco、.g、.nc、.tap、.cncのテキスト形式のファイルに対応しています。3Dプリンター用スライサー(Cura、PrusaSlicer、Simplify3Dなど)が出力したG-codeに加え、レーザー加工機・CNCフライス用のG-codeも読み込めます。拡張子が異なるテキスト形式のG-codeファイルでも、内容がG-code形式であれば読み込める場合があります。

Q.表示される印刷時間・フィラメント使用量はどのくらい正確ですか

Q.

A. 本ツールの数値は、G-code内の移動距離と送り速度(Fパラメータ)から機械的に算出した目安です。実際の印刷機は加速・減速(アクセラレーション)やリトラクション、冷却待機などの時間を加味するため、スライサーが表示する推定時間とは数%〜十数%程度の差が出ることがあります。G-code内にスライサーが書き込んだ推定時間のコメントが含まれている場合は、その数値も合わせて表示します。

Q.3Dプリンターの造形物だけでなく、CNC加工のG-codeも確認できますか

Q.

A. はい、できます。本ツールはファイル内にEパラメータ(押し出し量)が存在するかどうかで3Dプリンター用とCNC・レーザー加工用を自動判定し、CNC・レーザー加工用と判定した場合はフィラメント関連の表示を隠し、加工パスの確認を中心にした表示に切り替わります。

Q.ベッドサイズ(造形範囲)を超えていないか確認できますか

Q.

A. はい。お使いの3Dプリンターのベッドサイズ(プリセットまたは任意のX・Y・Z寸法)を設定すると、読み込んだG-codeの加工範囲がその範囲を超えていないかを自動でチェックし、超えている場合は警告を表示します。印刷を開始する前に、エラーや干渉を未然に防ぐ目的でご活用いただけます。

Q.フィラメントの使用量から材料費も計算できますか

Q.

A. はい。使用しているフィラメントの直径(1.75mmまたは2.85mm)、材質(PLA・PETG・ABS・TPUなどの密度プリセットまたは任意の密度)、1kgあたりの価格を入力すると、推定使用量(長さ・重量)に加えて、その造形物にかかるおおよその材料費も自動計算します。

Q.Web Serialでの直接送信はどのブラウザで使えますか

Q.

A. Web Serial APIはGoogle ChromeやMicrosoft EdgeなどChromium系ブラウザのパソコン版でのみ利用できます。Safari・Firefoxおよびスマートフォン・タブレットのブラウザでは利用できないため、該当環境では送信機能のボタンが無効表示になります。送信にはプリンター・CNC機とパソコンをUSBで接続している必要があります。

Q.読み込んだG-codeファイルの内容は外部に送信されますか

Q.

A. いいえ、送信されません。ファイルの読み込み・解析・3D表示はすべてお使いのブラウザ内で行われ、当サイトのサーバーにアップロードされることはありません。Web Serial機能を使用した場合も、データはお使いの端末に直接接続した機器へ送られるのみで、当サイトを経由することはありません。

User Feedback & Request

あなたの声で、
このツールをより鋭く。

「こんな機能が欲しい」「ここを直してほしい」といったご意見や、新しいツールのリクエストを募集しています。エンジニアが直接目を通し、開発の参考にさせていただきます。

フィードバックを送る