体重・年齢・避妊去勢の有無・運動量から1日に必要なカロリーを計算し、フードのカロリー表示をもとに1日と1回あたりのグラム数を割り出します。ドライとウェットを混ぜる場合やダイエット中にも対応しています。
持病がある場合は、必ず獣医師にご相談ください
本ツールの結果は健康な個体の一般的な目安です。腎臓病・糖尿病・心臓病・膵炎・尿路結石・食物アレルギーなどがある場合や、妊娠・授乳中は当てはまりません。
ペットの情報
判定:成犬・成猫
フードの設定
フードの1日の給与量
1日の必要カロリー
374kcal
フードに回すカロリー
374kcal
フード別の内訳
フード1
101g/日
1回 50.6g / 374kcal
寝ていても必要な量
RER × 1.6
体重1kgあたり40〜60ml
成犬・成猫
ADVICE
算出値は開始時の目安です。2〜4週間ほど続け、体重とBCS(体型)の変化を見ながら、5〜10%ずつ増減して調整してください。
犬・猫のご飯の量は「体重」ではなく「カロリー」から決める
ご飯の量を決めるときは、パッケージの給与量表だけに頼るのではなく、1日に必要なカロリーを出し、フードのカロリー密度で割ってグラム数に直すと、個体に合った量を出せます。同じ体重でも、避妊去勢の有無や年齢、運動量によって必要なカロリーは約2割ほど変わるためです。
本ツールは、体重から安静時のカロリー(RER)を求め、ライフステージ・避妊去勢・運動量に応じた係数をかけて1日の必要カロリーを概算します。そのうえで、フード袋の裏面に書かれた「kcal/100g」を入力すれば、1日の総量と1回あたりのグラム数まで一度に確認できます。
ドライとウェットを併用する場合は、最大3種類のフードをカロリー比または重量比で混ぜた量を計算できます。おやつやトッピングのカロリーを入力すれば、その分をフードから差し引くため、食べ過ぎによる体重増加を防げます。ダイエット中は、体型チェック(BCS)から目標体重と達成までの期間の目安も表示します。
こんなシーンで便利です
避妊・去勢手術後にご飯の量を見直したい
手術後は基礎代謝が下がり、同じ量を食べ続けると太りやすくなります。「済み」を選ぶだけで係数が切り替わり、手術前との差を確認できます。
ダイエット中の犬・猫の給与量を知りたい
BCSを選ぶか目標体重を入力すると、減量用のカロリーと、達成までの期間の目安を算出します。無理のないペースで進める目安になります。
ドライとウェットを混ぜて与えている
ウェットはドライの約4分の1のカロリー密度です。割合を入力すれば、それぞれ何グラム与えればよいかを自動で割り出します。
子犬・子猫の成長期やシニアの量を確認したい
年齢から成長期・成体・シニアを自動判定して係数を切り替えます。ライフステージの変わり目に、量を見直すきっかけにも使えます。
フードを切り替えるときの量を調整したい
フードによってカロリー密度は大きく異なります。新しいフードのkcal/100gを入れ替えるだけで、同じカロリーになるグラム数に換算できます。
おやつ込みで1日の食事量を管理したい
ご褒美やトッピングのカロリーを差し引いた分がフードの量になります。おやつが1日の10%を超えると警告を表示します。
使い方は簡単 3ステップ
- 犬か猫かを選び、体重・年齢・避妊去勢の有無・運動量・目的(維持・ダイエット・増量)を入力します。
- フード袋の裏面にある代謝エネルギー(kcal/100gまたはkcal/kg)を入力します。複数のフードを与える場合は「フードを混ぜる」で追加し、割合を設定します。
- 「フードの1日の給与量」と1回あたりのグラム数が表示されます。おやつのカロリーや食事回数、計量カップのグラム数を入力すると、内訳も確認できます。
※入力内容を変更するたびに結果が自動で更新されます。結果コピーボタンで、家族や動物病院への共有用のメモとして使えます。
ご利用時の注意点
- 目安であること:本ツールの結果は、健康な個体の一般的な必要量を概算した値です。個体差が大きいため、2〜4週間ほど続けて体重と体型の変化を見ながら、5〜10%ずつ増減して調整してください。
- 持病がある場合:腎臓病、糖尿病、心臓病、膵炎、尿路結石、アレルギー、消化器疾患などで通院中の場合や、療法食を指定されている場合は、必ず獣医師の指示に従ってください。
- 妊娠・授乳中は対象外:妊娠中や授乳中は必要量が大きく変化するため、本ツールでは正しい量を算出できません。
- 成長期の減量は不可:生後12ヶ月未満の子犬・子猫は、減量や増量の対象外です。大型犬の子犬は、急成長を避けるための管理が必要なため、獣医師にご相談ください。
- 完全無料・安全:入力した体重や年齢などの情報は外部へ送信されません。すべての計算はお使いのブラウザ内で完結します。
体重別の早見表:1日の必要カロリーとドライフード(370kcal/100g)の量
避妊・去勢済みの成犬(係数1.6)と成猫(係数1.2)で、運動量が普通の場合の目安です。体重と年齢に合わせて、ツールで詳しく計算してください。
| 体重 | 犬の必要カロリー | 犬のドライ量/日 | 猫の必要カロリー | 猫のドライ量/日 |
|---|---|---|---|---|
| 2kg | 約188kcal | 約51g | 約141kcal | 約38g |
| 3kg | 約255kcal | 約69g | 約191kcal | 約52g |
| 4kg | 約317kcal | 約86g | 約238kcal | 約64g |
| 5kg | 約374kcal | 約101g | 約281kcal | 約76g |
| 7kg | 約482kcal | 約130g | 約361kcal | 約98g |
| 10kg | 約630kcal | 約170g | — | — |
| 15kg | 約854kcal | 約231g | — | — |
| 20kg | 約1,059kcal | 約286g | — | — |
| 30kg | 約1,436kcal | 約388g | — | — |
【ライフステージ別の係数(RERに対する倍率)】
年齢や状態によって、1日の必要カロリーの倍率は変わります。
- 犬: 4ヶ月未満3.0/4〜12ヶ月2.0/去勢・避妊済みの成犬1.6/未去勢・未避妊の成犬1.8/シニア1.4〜1.6
- 猫: 4ヶ月未満2.5/4〜12ヶ月2.0/避妊・去勢済みの成猫1.2/未避妊・未去勢の成猫1.4/シニア1.1〜1.3
- ダイエット: 犬は目標体重のRERの1.0倍、猫は0.8倍が目安です。
※上表は370kcal/100gのフードの場合です。ダイエット用フードなど、カロリー密度が異なる場合は、ツールにkcal/100gを入力して算出してください。実際の必要量には個体差があるため、体重の変化を見ながら調整してください。
犬・猫のご飯の量の決め方と、カロリー計算の基本
「うちの子のご飯は1日何グラムが適量か」を判断するための計算の考え方と、実際の調整のコツをまとめました。
結論:ご飯の量は「必要カロリー ÷ フードのカロリー密度」で決まる
1日のご飯の量(g)は、1日の必要カロリー(kcal)÷ フードのカロリー(kcal/100g)×100で求められます。
たとえば体重5kgの去勢済み成犬は約374kcalが目安で、370kcal/100gのドライなら約101gです。同じカロリーを満たすのに、ダイエット用の320kcal/100gなら約117g、ウェット90kcal/100gなら約416gが必要になるなど、フードによってグラム数は大きく変わります。フードを切り替えるときは、グラム数ではなくカロリーを基準にしてください。
避妊・去勢後は必要カロリーが約1割減る。係数が変わる理由
避妊・去勢手術を受けると、ホルモンの変化により基礎代謝や活動量が下がり、一方で食欲は増えやすくなります。このため、同じ体重でも犬は1.8から1.6、猫は1.4から1.2へと係数が下がります。体重10kgの犬では、1日の必要カロリーが約709kcalから約630kcalへと、約80kcal減る計算です。手術前と同じ量を続けると、少しずつ体重が増えていくことが多いため、手術後はフードの量の見直しが欠かせません。
ダイエットは「目標体重のカロリー」を基準に、週1〜2%のペースで進める
減量では、現在の体重ではなく目標体重のRERをもとに給与量を決める方法が一般的です。体重12kgの犬を10kgにする場合、維持量の約722kcalに対し、減量用は約394kcalになり、週1〜2%のペースなら約2〜4ヶ月が目安です。猫は6kgから5kgを目指す場合、維持量の約322kcalに対し約187kcal、週0.5〜1%のペースなら約4〜8ヶ月かかります。減量中は2週間ごとに体重を測り、ペースが速すぎたり、止まったりしたときは給与量を見直します。
ドライとウェットを併用するときは、まず「カロリー比」で考える
重量で「ドライ半分、ウェット半分」と決めると、ウェットは水分が多くカロリーがドライの約4分の1のため、想定よりカロリーが不足しがちです。
「ドライで7割、ウェットで3割のカロリーをまかなう」のようにカロリー比で割合を決めると、総カロリーを保ったまま、それぞれのグラム数に変換できます。ウェットを足す場合は、その分ドライを減らすのが基本です。
計算した量で様子を見る。調整は「5〜10%ずつ」「2〜4週間単位」
必要カロリーの計算値は、あくまで開始点です。実際の代謝には個体差があり、同じ条件でも2割程度のズレが出ます。2〜4週間続けて体重を測り、増えていれば5〜10%減らし、減りすぎていれば5〜10%増やします。体重の数字だけでなく、肋骨に触れた感触や腰のくびれ(BCS)も判断材料にしてください。
よくある失敗と対策
パッケージの給与量表をそのまま信じて、太らせてしまう
給与量表は、平均的な個体を想定した目安です。避妊去勢済みの個体や、室内中心で運動量が少ない個体では、表どおりに与えるとカロリー過多になり、少しずつ体重が増えていきます。
💡 対策・解決策を見る▼
おやつやトッピングを数えずに、フードの量を変えていない
小さなおやつでも、犬や猫には意外と大きなカロリーです。たとえば体重4kgの猫(必要カロリー約238kcal)にとって、30kcalのおやつは約13%にあたり、フードを減らさなければ毎日カロリー過多になります。
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kcal/100gとkcal/kgを取り違えて、量が10倍ずれる
フードの表記は「370kcal/100g」「3,700kcal/kg」など商品によって異なります。数字をそのまま入力欄に入れると、給与量が10分の1や10倍になる大きなミスにつながります。
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猫に急な絶食や極端な食事制限でダイエットさせてしまう
猫は食事量が極端に減ると、肝臓に脂肪が溜まる脂肪肝(肝リピドーシス)を起こすことがあります。早く痩せさせようと量を大きく減らすと、かえって命に関わる危険があります。
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成長期の子犬・子猫に、成体と同じ感覚でダイエットや制限をする
成長期は体重あたりの必要カロリーが成体の約1.3〜2倍あります。体が大きく見えるからと量を減らすと、骨や筋肉の発育に必要な栄養が不足するおそれがあります。
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よくある質問(FAQ)
Q.犬や猫の1日に必要なカロリーはどのように計算しますか
A. 一般的には、まず安静時エネルギー要求量(RER)を「70×体重(kg)の0.75乗」で求め、そこに年齢や避妊去勢の有無に応じた係数をかけて1日の必要カロリー(MER)を出します。避妊去勢済みの成犬は約1.6、成猫は約1.2が代表的な係数です。たとえば体重5kgの去勢済み成犬ならRERは約234kcal、1.6倍の約374kcalが1日の目安になります。本ツールは年齢・運動量・目的に応じてこの係数を自動で切り替えます。
Q.フードのパッケージに書かれている給与量と、このツールの結果が違うのはなぜですか
A. パッケージの給与量表は、多くの個体に当てはまるよう体重帯ごとにざっくりとまとめた平均的な目安です。実際の必要量は、避妊去勢の有無、運動量、年齢、体質で2割ほど上下します。本ツールは個体の条件から必要カロリーを出し、お使いのフードのカロリー密度で割ってグラム数に直すため、より実態に近い値になります。どちらの数値も開始点として使い、体重の変化を見ながら調整してください。
Q.フードのカロリーはどこを見ればわかりますか。kcal/100gとkcal/kgの違いは何ですか
A. パッケージ裏面の成分表や代謝エネルギー(ME)の欄に「370kcal/100g」や「3,700kcal/kg」のように記載されています。1kg=1,000gなので、kcal/kgの数値を10で割るとkcal/100gになります。本ツールは入力欄の上で単位を切り替えられるため、記載されている単位のまま入力してください。「粗たんぱく質」などの成分%とは別の項目なので、取り違えにご注意ください。
Q.ドライフードとウェットフードを混ぜて与える場合、量はどう計算しますか
A. 「フードを混ぜる」で最大3種類まで追加できます。「カロリー比」で混ぜる場合は、1日の必要カロリーを指定した割合で分け、各フードのグラム数に変換します(例:ドライ7割・ウェット3割)。「重量比」で混ぜる場合は、混ぜたフード全体の平均カロリーから総量を求め、その重量を割合どおりに配分します。ウェットはカロリー密度が低く、同じ重さでもドライの4分の1ほどしかないため、重量で混ぜる際は特にご注意ください。
Q.おやつやトッピングを与える場合、フードは減らすべきですか
A. はい、減らす必要があります。おやつは1日の必要カロリーの10%以内に収めるのが一般的な目安で、与えた分のカロリーはフードから差し引きます。本ツールの「おやつ・トッピング」欄にカロリーを入力すると、その分を引いたフードの量が自動で再計算されます。おやつが10%を超えると、栄養バランスが偏りやすくなるため警告を表示します。
Q.ダイエット中の犬や猫には、どれくらいの量を与えればよいですか
A. 減量では「目標体重のRER」をもとに給与量を決める方法が一般的で、犬は目標体重のRERの約1.0倍、猫は約0.8倍が目安です。体型チェック(BCS)から理想体重を推定するか、目標体重を直接入力すると計算できます。減量ペースは週に体重の1〜2%(猫は0.5〜1%)が安全とされ、急激な減量は健康を損ないます。猫は絶食や急な減量で脂肪肝を起こすおそれがあるため、特に慎重に進めてください。
Q.子犬・子猫やシニアの場合も同じように計算できますか
A. 年齢から自動でライフステージを判定します。4ヶ月未満は犬で約3.0、猫で約2.5、4〜12ヶ月は約2.0の係数を使い、体重あたりの必要量が成体よりも多くなります。シニアは犬が7歳(体重25kg以上は6歳)、猫が10歳を目安に判定し、やや低い係数に切り替えます。ただし成長期は個体差が大きく、減量や増量は対象外です。週1回の体重測定を行い、迷った場合は獣医師にご相談ください。
Q.持病がある犬や猫にも使えますか
A. いいえ。本ツールの結果は、健康な個体の一般的な目安です。腎臓病、糖尿病、心臓病、膵炎、尿路結石、食物アレルギーなどで療法食や給与量の指示を受けている場合や、妊娠・授乳中の場合は、必ず獣医師の指示を優先してください。通院中の場合は画面上部の「持病・通院中・療法食の指定がある」にチェックすると、注意表示が強調されます。
Q.入力した体重やペットの情報が外部に送信されることはありませんか
A. ありません。本ツールはすべての計算をお使いのブラウザ内だけで実行する完全ローカル処理型です。入力した体重、年齢、フード情報がサーバーへ送信・保存されることはなく、ページを閉じれば入力内容も消去されます。
あなたの声で、
このツールをより鋭く。
「こんな機能が欲しい」「ここを直してほしい」といったご意見や、新しいツールのリクエストを募集しています。エンジニアが直接目を通し、開発の参考にさせていただきます。