PDFを読み込むだけで、仕上がりサイズ・塗り足しの有無・画像の解像度・RGB画像の混入・フォントの埋め込み・ページ数(中綴じの場合は4の倍数)を自動でチェックします。 特定の印刷所に依存しない、中立な事前チェックツールです。
このツールはブラウザの中だけで動いています。入力した内容が、外部に送信されることはありません。入力内容は外部に送信されません。
詳しくPDFファイルをドラッグ&ドロップ
またはクリックしてファイルを選択
文庫判
105 × 148mm
新書判
112 × 174mm
A5
148 × 210mm
B6
128 × 182mm
B5
182 × 257mm
A4
210 × 297mm
はがき
100 × 148mm
名刺
91 × 55mm
A3
297 × 420mm
PDF入稿データの事前チェックで、印刷トラブルを未然に防ぐ
同人誌の印刷所やチラシ・パンフレットの印刷会社にPDFデータを入稿する際、「仕上がりサイズ」「塗り足し」「画像の解像度」「色空間(RGB/CMYK)」「フォントの埋め込み」「ページ数」といった複数の項目を自分で確認する必要があります。これらのどれか一つでも見落とすと、印刷所から差し戻しの連絡が来て入稿スケジュールが遅れたり、最悪の場合は意図しない仕上がりのまま印刷されてしまうことがあります。
本ツールは、PDFファイルを読み込むだけでこれらの項目をブラウザ内で自動的に解析し、一覧で確認できる無料の事前チェックツールです。各印刷所専用のチェックツールとは異なり、特定の印刷会社の規定に縛られない一般的な印刷入稿の目安に基づいた中立な判定を行うため、依頼先の印刷所を決める前の段階や、複数の印刷所に相見積もりを取る際の事前確認にも活用できます。
解像度のしきい値や塗り足し量は、ご自身の原稿の種類(カラー表紙・モノクロ本文など)に応じて調整できるため、依頼予定の印刷所の規定に近い条件で確認することも可能です。
こんなシーンで便利です
同人誌の表紙・本文データを入稿する前の最終確認に
表紙のカラーデータや、本文のモノクロ原稿をPDF化した後、印刷所へ送る前にまとめてセルフチェックしたい場合に使えます。
チラシ・パンフレット・名刺などの印刷入稿前に
イベント用のチラシや会社案内のパンフレットなど、同人誌以外の印刷物のPDF入稿データでも、仕上がりサイズや解像度の確認に活用できます。
複数の印刷所を比較検討している段階で
特定の印刷所に依存しない中立なツールのため、まだ依頼先が決まっていない段階で「自分のデータが一般的な印刷基準を満たしているか」を先に確認しておきたい場合に便利です。
デザイナーから納品されたPDFの最終検品に
外部のデザイナーやイラストレーターから納品されたPDFデータを、入稿前にクライアント側で簡易的に検品したい場合の確認ツールとしても利用できます。
使い方は簡単 4ステップ
- PDFファイルをドラッグ&ドロップするか、ファイル選択ボタンから読み込みます。
- 必要に応じて、画像解像度の基準(350/400/600dpiなど)と塗り足し量の基準(既定3mm)、中綴じの有無を設定します。
- 自動で解析が実行され、ページ数・仕上がりサイズ・塗り足し・画像解像度・RGB画像・フォント埋め込みの結果が一覧表示されます。
- 警告が表示された項目は詳細を開いて該当ページ・該当画像を確認し、元データを修正してから再度チェックしてください。
※PDFファイルの解析はすべてブラウザ内で完結するため、読み込んだファイルの内容が外部に送信されることはありません。
ご利用時の注意点
- 本ツールが示す判定結果は、一般的な印刷入稿の目安に基づく概算チェックです。実際の入稿可否を保証するものではなく、印刷所ごとの正式な規定に優先するものでもありません。
- 画像の解像度は、PDF内での画像の配置サイズと画素数から実効解像度を算出しています。Form XObjectとして入れ子になった画像など、一部の特殊な配置構造の画像は解析対象外となる場合があります。
- 色空間の判定は、画像データに記録されたカラースペース情報に基づく目安です。JPEG画像などでカラースペース情報が省略されている場合は、判定結果に「不明」と表示されることがあります。
- フォントが検出されない場合は、テキストがすべてアウトライン化(図形化)されているか、画像のみの原稿である可能性が高く、むしろフォント埋め込みに関するトラブルの心配がない状態です。
- 完全無料・安全:読み込んだPDFの内容は一切送信されない、通信が発生しないブラウザ完結型を採用しています。
主な仕上がりサイズ早見表(同人誌・チラシ・パンフレット向け)
入稿データのページサイズを決める際によく使われる代表的なサイズです。実際の仕上がりサイズは印刷所の規定をあわせてご確認ください。
| サイズ名 | 仕上がり寸法(mm) | 主な用途 |
|---|---|---|
| 文庫判 | 105 × 148mm | 小説同人誌・文庫サイズの冊子 |
| 新書判 | 112 × 174mm | 新書サイズの小説・解説本 |
| A5 | 148 × 210mm | 漫画・イラスト同人誌の定番サイズ |
| B5 | 182 × 257mm | 漫画同人誌・同人誌の大判サイズ |
| A4 | 210 × 297mm | チラシ・パンフレット・レポート |
| B6 | 128 × 182mm | 単行本サイズの冊子 |
| はがき | 100 × 148mm | ポストカード・案内はがき |
| 名刺 | 91 × 55mm | 名刺・ショップカード |
【塗り足しを含めた実際の用紙サイズ】
上表は「仕上がりサイズ(断裁後のサイズ)」です。入稿データ自体は、この四方に塗り足し(一般的に3mm)を加えたサイズで作成します。
※例えばA5(148×210mm)に片側3mmの塗り足しを付ける場合、実際のPDFページサイズは154×216mmになります。本ツールは読み込んだPDFのページサイズと仕上がりサイズ(TrimBox)の差分から、この塗り足し量を自動で算出します。
PDF入稿データで確認すべき6つのチェック項目とその考え方
印刷所に入稿する前に、なぜこれらの項目を確認する必要があるのかを一つずつ解説します。
結論:入稿前に確認すべきは「サイズ」「画質」「色」「文字」「ページ数」の5系統
PDF入稿データのトラブルは、大きく分けると仕上がりサイズ・塗り足しのズレ、画像解像度の不足、色空間(RGB/CMYK)の誤り、フォントの未埋め込み、ページ数の過不足という5つの系統に集約されます。
本ツールはこの5系統をすべて自動でスキャンし、一度の読み込みでまとめて確認できるように設計しています。
塗り足しが無い・足りないと何が起きるか
塗り足しが設定されていない、または3mmに満たない場合、断裁時の数mmのズレによって仕上がり線の外側に本来印刷されているはずの絵柄が届かず、紙の地色(白)が線状に見えてしまうことがあります。特に背景が端まで塗られているカラー表紙では、塗り足し不足の影響が目立ちやすいため注意が必要です。
画像解像度が足りないと印刷結果にどう影響するか
画面表示用に書き出した画像(72〜150dpi程度)をそのまま入稿データに使うと、印刷時に画像の輪郭がぼやけたり、網点のつぶれ・荒れが目立ったりする原因になります。特に表紙イラストなど、拡大して見られる可能性が高い画像ほど、350dpi以上の解像度を確保しておくことが推奨されます。
フォントを埋め込まないと起きる「文字化け」「レイアウト崩れ」
PDFにフォントが埋め込まれていない場合、閲覧環境によっては作成時に使用したフォントが別のフォントに置き換えられ、文字の形や行間、ページ内の収まりが変わってしまうことがあります。印刷所の出力環境に同じフォントが入っている保証はないため、入稿用PDFでは原則としてすべてのフォントを埋め込んでおくことが推奨されます。
よくある失敗と対策
塗り足しを付けずに入稿し、断裁後に白い余白が出てしまう
仕上がりサイズぴったりでPDFを作成してしまい、塗り足し用の3mmが確保されていないケースです。断裁位置が理想通りにいかなかった場合、表紙の端に意図しない白い線が入ってしまいます。
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Web用に書き出した低解像度画像をそのまま入稿データに使ってしまう
SNSやブログ用に軽量化した画像(72dpi程度)を、そのまま印刷用の表紙データに流用してしまい、印刷時にぼやけた仕上がりになってしまう失敗です。
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RGBのまま入稿し、画面で見ていた色と印刷結果の色味が異なってしまう
画像編集ソフトの初期設定(RGBモード)のまま作業を進め、CMYKへの変換を行わずに入稿してしまい、特に鮮やかな青や緑の発色が印刷後にくすんで見える失敗です。
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フォントを埋め込まずに入稿し、文字のレイアウトが崩れて出力される
PDF書き出し時の設定でフォントの埋め込みを有効にし忘れ、特殊なフォントや有料フォントを使った見出し・本文が、印刷所側の環境で別のフォントに置き換わってしまう失敗です。
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中綴じ原稿のページ数が4の倍数になっておらず、入稿後に差し戻しになる
本文ページを作成している途中でページを追加・削除し、最終的な総ページ数が4の倍数からずれてしまっていることに気づかないまま入稿してしまう失敗です。
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よくある質問(FAQ)
Q.このツールは特定の印刷所の入稿規定に対応していますか
A. いいえ、特定の印刷所の規定には対応していません。各印刷所は塗り足し量や解像度の基準が微妙に異なり、自社専用のチェックツールもそれぞれの基準でしか判定できません。本ツールは「仕上がりサイズ+塗り足し3mm」「画像解像度350dpi以上」といった、多くの印刷所に共通する一般的な目安に基づいて判定する、特定の印刷所に偏らない中立なツールです。最終的な入稿前には、必ず依頼先の印刷所の入稿ガイドもあわせてご確認ください。
Q.塗り足し(ぬりたし)とは何ですか、なぜ必要なのですか
A. 塗り足しとは、仕上がりサイズの外側に余分に広げておく数mm(一般的に3mm)の領域のことです。印刷から製本までの工程では数mm単位の断裁ズレが避けられないため、背景や絵柄が仕上がり線ギリギリで終わっていると、断裁位置が少しずれただけで用紙の白い余白が見えてしまいます。塗り足しを付けておくことで、断裁がずれても絵柄が途切れずに済みます。本ツールは、PDFのMediaBox(実際の用紙サイズ)とTrimBox(仕上がりサイズ)の差分から塗り足し量を自動算出します。
Q.画像解像度はどれくらい必要ですか、350dpiという数字の根拠は何ですか
A. 商業印刷の現場では、仕上がりサイズでの実寸に対して350dpi前後が色の再現性とデータ容量のバランスが取れた目安として広く使われています。これは、網点(印刷で色を再現する小さな点の集まり)を綺麗に再現するために必要な画素密度に由来する数値です。モノクロの線画primary(スクリーントーンを使った漫画原稿など)では600dpi以上を求められることもあるため、本ツールでは350dpi・400dpi・600dpiのプリセットに加えて、カスタム値も設定できるようにしています。
Q.画像がRGBだと具体的に何が問題になるのですか
A. ディスプレイはRGB(光の三原色)で色を表現しますが、オフセット印刷の多くはCMYK(インクの四色)で色を再現します。RGBのまま入稿すると、印刷所側または印刷用のRGP変換処理で自動的にCMYKへ変換されますが、その際に鮮やかな発色の部分(especially 蛍光色に近い色や深い青)が、画面で見ていた色よりもくすんで見えることがあります。あらかじめ画像編集ソフトでCMYKに変換し、画面上で色味を確認してから入稿することで、想定外の色の変化を防ぎやすくなります。
Q.中綴じの場合、なぜページ数が4の倍数である必要があるのですか
A. 中綴じ(ホチキス留め)は、1枚の大きな紙を半分に折って重ねていく製本方式のため、1枚の紙につき必ず4ページ分(表裏2ページ×2)が出来上がります。そのため、本文の総ページ数が4の倍数でないと、印刷できない半端なページが発生したり、白紙ページを追加する必要が生じたりします。無線綴じ(くるみ製本)など、折丁を使わない製本方式の場合はこの制約はありません。本ツールでは「中綴じを予定している」を選択した場合のみ、この判定を行います。
Q.入力したPDFファイルの中身が外部に送信される心配はありませんか
A. 一切ありません。本ツールはアップロードされたPDFファイルの解析をすべてブラウザ内(お使いの端末のメモリ上)だけで実行します。未公開の原稿や個人情報を含む入稿データであっても、外部サーバーへ送信されたり保存されたりすることはなく、ページを閉じれば内容は即座に消去されます。
Q.このツールでエラーが出なければ、必ず入稿できますか
A. 本ツールの判定は、あくまで一般的な印刷入稿の目安に基づく概算チェックです。実際の入稿データとして問題なく処理されることを保証するものではありません。本ツールで確認した後も、必ず依頼予定の印刷所が公開している入稿データ作成ガイドラインを確認し、不明点があれば印刷所に直接問い合わせることをおすすめします。
あなたの声で、
このツールをより鋭く。
「こんな機能が欲しい」「ここを直してほしい」といったご意見や、新しいツールのリクエストを募集しています。エンジニアが直接目を通し、開発の参考にさせていただきます。