EPUBファイルを読み込むだけで、本文を章ごとにテキストまたはMarkdownで取り出せます。 ルビの扱い、画像の抽出、AI向けの分割、PDF保存にも対応。DRM(コピー保護)付きのEPUBは変換できません。
このツールはブラウザの中だけで動いています。入力した内容が、外部に送信されることはありません。入力内容は外部に送信されません。
詳しくEPUBをテキスト・Markdownに変換して章ごとに取り出す方法
EPUBは、電子書籍で広く使われる形式です。実体は本文のHTMLファイルと画像などをZIPでまとめたもので、そのままではテキストエディタやAIにうまく読み込ませられません。本ツールは、EPUBの目次の区切りをもとに本文を章ごとに取り出し、テキストまたはMarkdown形式で保存できるオンラインツールです。
取り出すだけでなく、ルビの扱いの選択、段落番号の付与、AIに渡しやすい文字数ごとの分割、本文の検索と出典つきの引用コピー、画像のZIP保存、PDFでの保存まで、ひとつの画面で行えます。電子書籍の内容をAIに要約・質問させたい方、引用や校正のために本文を正確に抜き出したい方に向いています。
なお、DRM(コピー保護)がかかったEPUBは変換できません。本ツールはDRMの解除や回避を行いません。DRMなしで配布されているEPUB、ご自身で作成したEPUB、青空文庫などの著作権が切れた作品のEPUBでご利用ください。
こんなシーンで便利です
電子書籍の内容をAIに読ませて要約・質問したい
「AI用に文字数で分割」で3万字ごとなどに切り分け、Markdownで取り出せます。書名・著者のヘッダーと概算トークン数も確認できるため、長い本でも章単位で順に読ませやすくなります。
論文・レポートで本文を正確に引用したい
本文を検索して該当箇所を見つけ、文章を選択して「引用形式でコピー」を押すと、著者・書名・章名の出典つきでコピーできます。段落番号を付ければ、引用箇所の指定も楽になります。
自作・制作中のEPUBの本文を校正したい
制作したEPUBの本文を章ごとにテキスト化し、校正ツールやWordに貼り付けて確認できます。段落番号([P1])を付けておけば、修正指示を「第3章のP12」のように伝えられます。
青空文庫などのEPUBをメモアプリやMarkdownで管理したい
DRMなしのEPUBをMarkdownにして、ObsidianやNotionなどのメモアプリに取り込めます。ルビを除く設定にすれば、検索しやすい本文になります。画像だけを取り出すこともできます。
使い方は簡単 4ステップ
- 「EPUBファイルをここにドロップ」の枠にファイルを入れるか、クリックして選択します。書名・著者・章の一覧が表示されます。
- 出力形式(Markdown/テキスト)、ルビの扱い、段落番号などの整え方を選びます。
- 章の一覧で保存したい章にチェックを入れます(目次ページと本文のないページは初期状態で外れています)。章名の編集や本文の検索もできます。
- 「章ごとに別ファイル」「1つにまとめる」「AI用に分割」から選び、保存・コピー・PDF保存を行います。
※設定を変えると、プレビューと出力内容がその場で更新されます。
ご利用時の注意点
- DRM(コピー保護)がかかったEPUBは変換できません。本ツールはDRMの解除や回避を行いません。暗号化を検出した場合は、その旨を表示します。
- Kindle本(AZW3・KFX・MOBI)やPDFなど、EPUB以外の形式は読み込めません。拡張子を書き換えても変換はできません。
- 章の区切りはEPUBの目次情報に基づきます。目次が不十分なEPUBでは、章の区切りが実際の章立てと一致しない場合があります。
- 漫画・写真集などの固定レイアウトEPUBは、本文のテキストがほとんど含まれません。その場合は画像のZIP保存をご利用ください。
- PDFは横書きで出力されます。縦書きの再現には対応していません。概算トークン数は目安であり、実際の数値はAIサービスにより異なります。
- 取り出した本文や画像の著作権は、元の作品の権利者にあります。私的利用や引用の範囲を守ってご利用ください。
変換できるEPUB・できないファイルの早見表
「このファイルは変換できる?」という疑問に答える一覧です。DRMの有無とファイル形式で判断できます。
| ファイルの種類 | 本ツールでの取り扱い | 補足 |
|---|---|---|
| DRMなしのEPUB(小説・実用書など) | ○ 本文・画像とも取り出せます | 文字が流れるリフロー型のEPUBです |
| 青空文庫・Project Gutenberg等のEPUB | ○ 取り出せます | 著作権が切れた作品。ルビも選択できます |
| ご自身で作成したEPUB | ○ 取り出せます | Sigil・Pandocなどで作成したもの。校正にも便利です |
| 固定レイアウトEPUB(漫画・写真集) | △ 画像のみ取り出せます | 本文のテキストがほぼありません |
| DRM付きのEPUB | × 変換できません | 本文が暗号化されています。DRMの解除は行いません |
| Kindle本(AZW3・KFX・MOBI) | × 読み込めません | EPUBとは別の形式で、DRM付きも多くあります |
| PDF・Wordなど他の形式 | × 読み込めません | 本ツールはEPUB専用です |
【出力形式の使い分け】
取り出した本文の使い道によって、向いている形式が変わります。
- Markdown: AIに読ませる、Obsidian・Notionなどのメモアプリに取り込む場合に最適。見出し・太字・表・リストの構造が残ります。
- テキスト: Wordや校正ツール、読み上げソフトに渡す場合に向いています。装飾記号が入りません。
- PDF: 印刷や配布用に。章ごとに改ページされた横書きのPDFになります。
※「取り出せます」は、DRMなどで保護されていないファイルが前提です。実際に取り出せるかどうかは、ファイルを読み込んだ時点で判定されます。
EPUBの中身と、AI・引用・校正のための取り出し方の考え方
EPUBがどういう形式なのか、そして用途別にどう取り出せば使いやすいのかを解説します。
結論:EPUBは「章ごとのHTML+画像」をZIPにした形式。目次の区切りで章に分けられる
EPUBの実体は、本文を書いたHTMLファイル、画像、目次情報をZIPでまとめたものです。拡張子を.zipに変えると中身を確認できます。
本ツールは、このZIPを開いて目次(nav・NCX)の区切りを章として読み取り、本文からHTMLのタグを取り除いて、テキストまたはMarkdownに整えます。1つのHTMLに本文が全部入っているEPUBでも、目次が指す位置を目印に章へ分割します。
AIに読ませるなら、Markdownで章ごと・または文字数ごとに分ける
AIサービスは、一度に読み込める分量に上限があります。長い書籍を丸ごと貼り付けると、途中で切れたり、後半の精度が落ちたりすることがあります。
そこで、章単位、または3万字などの文字数ごとに分割して順に渡す方法が有効です。分割は段落の区切りで行うため、文の途中で切れません。書名・著者のヘッダーを付けておくと、AIが出典を把握しやすくなります。
日本語EPUB特有のルビ・外字・傍点の扱い方
日本語のEPUBには、ルビ(ふりがな)や、画像で表現された外字、強調の傍点が含まれます。ルビを残したまま文字列を検索すると、「東(とう)京(きょう)」のように分断されてヒットしなくなることがあります。
検索・要約・引用が目的なら「ルビを除く」、読みも必要なら「括弧書き」や「青空文庫式」を選びます。外字画像は代替テキストがあれば文字として出力し、傍点が強調タグで記述されている場合はMarkdownで太字として残します。
DRMと著作権:取り出せるファイルの範囲と、引用のルール
DRM(コピー保護)がかかったEPUBは、本文が暗号化されているため本ツールでは変換できず、DRMの解除も行いません。DRMなしのEPUBであっても、著作権は消えません。
引用する場合は、引用部分が明確に区別され、自分の文章が主で引用が従であること、出典を明示することが求められます。本ツールの「引用形式でコピー」は、著者・書名・章名の出典を付けるための機能です。法的な判断が必要な場合は、専門家にご相談ください。
よくある失敗と対策
DRM付きのEPUBを読み込ませて、変換できず時間を無駄にする
電子書籍ストアで購入したEPUBを読み込んでも、本文が暗号化されていて取り出せず、「変換できません」と表示される失敗です。購入した本でも、DRMが付いている場合は変換できません。
💡 対策・解決策を見る▼
Kindle本や他の形式のファイルを、拡張子だけ.epubに変えて読み込ませる
AZW3やMOBI、PDFなどのファイルを、拡張子だけ.epubに書き換えて読み込ませても、中身はEPUBではないため「ZIP形式として読み込めません」などのエラーになる失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
長い本を丸ごと貼り付けて、AIの回答が途中で途切れたり精度が落ちたりする
数十万字ある書籍を一度にAIへ貼り付けると、サービスの読み込める上限を超えて途中までしか読まれなかったり、後半の内容が回答に反映されなかったりする失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
表紙・目次・奥付まで一緒に出力して、本文にノイズが混ざる
すべてのページを出力に含めてしまうと、目次の章タイトル一覧や版権情報、広告ページなどが本文に混ざり、AIの要約や検索の精度を下げる失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
ルビを括弧書きにしたまま検索・引用して、文字列が見つからない
ルビを「漢字(かんじ)」の形で残したまま、本文の中から人名や用語を検索すると、「東(とう)京(きょう)」のように途中にふりがなが入るため、一致せずにヒットしない失敗です。
💡 対策・解決策を見る▼
よくある質問(FAQ)
Q.EPUBをテキストやMarkdownに変換するにはどうすればよいですか
A. 本ツールにEPUBファイルをドロップするか選択すると、書名・著者・章の一覧がすぐに表示されます。出力形式でテキストまたはMarkdownを選び、保存したい章にチェックを入れて「ZIPで保存」を押すと、1章1ファイルのZIPとして取り出せます。章を1つのファイルにまとめたい場合は「1つのファイルにまとめる」、全文をそのままAIや他のアプリへ貼り付けたい場合は「全文をコピー」をお使いください。インストールや会員登録は不要です。
Q.DRM(コピー保護)がかかったEPUBも変換できますか
A. できません。DRMのかかったEPUBは本文が暗号化されているため、中身を取り出せません。本ツールはDRMの解除や回避を行わない方針で、暗号化を検出した場合はその旨を表示して処理を止めます。DRMなしで配布・販売されているEPUB、ご自身で作成したEPUB、青空文庫やProject Gutenbergなど著作権の切れた作品のEPUBであれば変換できます。なお、日本の著作権法では、DRMなどの技術的保護手段を回避して行う複製は私的使用の目的でも認められない場合があります。個別の判断は専門家にご相談ください。
Q.Kindle本や電子書籍ストアで購入した本は変換できますか
A. 多くの場合、できません。Kindle本はAZW3やKFXといった独自形式でDRMもかかっており、EPUBではありません。電子書籍ストアで購入した本も、DRMが付いていることが多く、その場合は本ツールで変換できません。拡張子を.epubに書き換えても中身は変わらないため、読み込みに失敗します。ストアの商品ページに「DRMフリー」などの記載があり、EPUBでダウンロードできる本であれば変換できます。
Q.章ごとにファイルを分けて保存できますか
A. はい、できます。EPUBの目次(nav・NCX)に書かれた区切りを章として読み取り、「章ごとに別ファイル」を選ぶと、001_第一章.md のように連番と章タイトルの付いたファイルをZIPにまとめて保存できます。本文全体が1つのファイルに入っているEPUBでも、目次の位置を目印にして章に分けます。表紙・目次・奥付など不要なページはチェックを外せます。章タイトルは鉛筆ボタンから書き換えることもできます。
Q.ChatGPTやClaudeなどのAIに電子書籍を読ませるにはどう取り出せばよいですか
A. 「AI用に文字数で分割」を選び、1ファイルあたりの文字数(5,000字〜10万字)を指定してください。段落の区切りで切り分けるため、文の途中で途切れません。形式は見出しや表の構造が保たれるMarkdownがおすすめで、書名・著者のヘッダーを付けておくと、AIに出典を伝えやすくなります。画面には日本語1文字を約1トークンとして見積もった概算トークン数も表示されます。AIサービスごとに一度に読める量は異なるため、分割サイズの調整にお役立てください。なお、著作物をAIサービスに入力する際は、各サービスの利用規約と著作権法の範囲内でご利用ください。
Q.ルビ(ふりがな)は本文にどう反映されますか
A. 「除く」「括弧書き」「青空文庫式」の3通りから選べます。「除く」は親文字だけを残すため、検索や要約、引用に向いています。「括弧書き」は「漢字(かんじ)」の形、「青空文庫式」は「|漢字《かんじ》」の形で残します。なお、1文字ずつルビが振られている場合は「東(とう)京(きょう)」のように分かれるため、文字列の検索や引用にはルビを除く設定をおすすめします。外字として画像で表現されている文字は、代替テキストがあればそのまま文字として出力します。
Q.EPUBの中の画像だけを取り出せますか
A. はい、できます。画面下部の「画像」欄に、EPUBに含まれる画像がサムネイルで一覧表示されます。クリックすると1枚ずつ保存でき、「画像をすべてZIPで保存」でまとめて取り出せます。本文のZIPに保存する際は、選んだ章で使われている画像だけを images フォルダに同梱するかどうかを選べます。漫画や写真集のように本文がほとんど画像でできているEPUBも、この機能で画像を取り出せます。ただし、画像が暗号化されている場合は取り出せません。
Q.PDFに変換することはできますか。縦書きのままになりますか
A. 「PDF用の印刷画面を開く」を押すと、ブラウザの印刷画面が開きます。送信先で「PDFに保存」を選ぶとPDFファイルとして保存できます。用紙サイズ(A5・A4・B6)と文字サイズを選べ、先頭に表紙ページが付き、章ごとに改ページされます。ただし横書きのPDFになり、縦書きの再現には対応していません。スマートフォンのブラウザによっては印刷画面から保存できないことがあるため、その場合はパソコンでお試しください。
Q.入力したEPUBファイルが外部に送信されたり保存されたりすることはありませんか
A. ありません。本ツールは、ファイルの読み込みから章の分割、変換、ZIPの作成、画像の取り出しまで、すべてお使いのブラウザの中だけで処理します。EPUBの内容が外部サーバーへ送信されたり、データベースに保存されたりすることはなく、ページを閉じる、または別のファイルを選ぶと、読み込んだ内容はメモリ上から消えます。ファイルサイズの上限は400MBで、実際に扱える大きさは端末のメモリ容量によって変わります。
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